Waseda University Junior High School早稲田大学 高等学院 中学部

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早稲田大学キャンパスツアー報告
(早稲田キャンパス、1・2年)

 9月28日(火)、1・2年生は早稲田大学早稲田キャンパスで、キャンパスツアーを行いました。以下、生徒の感想です。 

<1年> 

 「早稲田大学」、これは未来の僕が進むひとつの地点だ。僕は中学受験の際、ここに憧れを抱き、現在通う高等学院に進学を決めた。しかし、憧れたといっても実際に知っていることは数えるほどしかない。大学を訪れたことも入学式と今回とで2回。そのため、今回のキャンパスツアーは、発見と驚きに満ちた印象が強かった。まず驚かされたのが規模の大きさだ。一つ一つの校舎(らしきもの。大きすぎて何が何だかわからない)が高層ビル並みの迫力で、道路も広く、人々が行きかい、木々やちょっとした休憩もできるベンチなども多々あり、「自分たちはどこか知らない街にでもいるんじゃないか」と錯覚するほどに大きかった。そして魅力あふれる学部の数々。人間活動について研究する「人間科学部」だったり、授業が英語で行われる「国際教養学部」などなど。「形にとらわれない思考力を養う」という早稲田の基盤が組みこまれている。他にも、いかにも西部劇に出てきそうな建物があったり、世界的に知られる日本の作家村上春樹のライブラリーがあったりと、早稲田大学という秘境を探検していくにつれ、興味が湧き出てきた。この先の日々は数えたくないぐらいの壁に直面するだろう。そんな時は今回の体験を胸に精進したい、そう僕は思った。 

(1年・上條) 

 

その日は平日だったため多くの大学生がキャンパスにいた。彼らを見て、自分の将来について想像がより膨らんだ。早稲田大学のキャンパスは、特有の歴史的な雰囲気を残しながらも最新で専門的な設備が備わっていて、一人一人が自分の学びに専念できる環境が整えられていると思った。 

 大隈講堂では学部の説明を受けたが、印象に残ったのは、「高等学院の生徒には、自分が何を一番学びたいのかを考えてほしい」という言葉であった。高等学院に通うということは、受験勉強に追われることなく自分が学びたいことを考える貴重な時間が与えられるということである。日々の授業の中でも大学とも関わりのある先生の授業を受けることができ、苦手な科目についてもじっくり取り組む時間が与えられていることから十分に克服できるチャンスもあり、恵まれた環境であると改めて感じている。 

ツアー中、間違って大学の教室内に入ってしまった。大学生が何かのテーマについての発表のために少人数で打ち合わせをしていた。それは自分たちが普段から頑張っている総合の学習と共通する光景であった。その時、高等学院での勉強は、大学での学びにも共通しているのではないかと強く感じた。 

早稲田大学で学ぶまでに、いろいろな分野に興味を持って、学習を継続していきたいと思っている。 

(1年・加藤(仁)) 

 

<2年> 

 去年はコロナウイルスの影響もあり行うことができなかったキャンパスツアーは、今回が僕にとって初めてのものだった。大学構内を入ってすぐに、一つ一つの学部の建物の大きさに圧倒されたが、なかでも図書館の広さに驚かされた。本棚に隙間なく埋められた資料、均等に並べられた机には数多くの大学生が真剣に調べ物をしているのを眺めることができた。その姿を見て、僕は「大学生」に憧れを抱くとともに、早稲田大学に入ったらこの図書館で自分の関心を持ったことについてより深く学んでみたいと感じた。 

 また、どんな学部に入ろうかなどと考えながら臨んだ大隈講堂での説明会では、とても興味深いお話を聞くことができた。その中でも特に、「大学ではそれぞれの学部の特徴や基盤を融合した教育を受けることができる」というお話が印象に残っている。なぜなら、僕は人に何かを教えて自分も共に成長できるような仕事に就きたいと思っているからである。そのために必要な学際的な知識も、この早稲田キャンパスで身につけることができるのだと思った。将来この早稲田大学でたくさんのことを学んで社会に出ていくことを想像すると、胸が高鳴った。 

(2年・樋口) 

 

キャンパス内には、僕が想像していた以上の自由と人それぞれの個性が表れており、自分が将来、毎日のようにここへ通うようになったら、どのようなことができるだろうかと思い描いてみたが、おそらくこうした想像もはるかに上回る、とても充実したキャンパスライフが待っているのではないかと考えた。 

写真や地図などで見ていたキャンパス内だったが、いざ自分がその中に入ってみると、建物から感じる歴史、キャンパスの規模に驚きを感じた。今回の見学では建物内に入ることまではできなかったが、気になる建物ばかりだった。建物の中を見学するのは、僕が早稲田大学に通うようになり、もっとゆっくり見学できるようになってからの楽しみにしておこうと思った。 

今回、見学を通して、強く印象に残ったもの、面白いと感じたことが一つずつある強く印象に残ったもの、それは集合場所となった「大隈記念講堂」だ。ここは僕が早稲田大学を目指すきっかけとなった場所である。コロナの関係で中学2年生になって行われた入学式のとき、初めて中に入った。そして、キャンパスツアーの際にも講堂内に入った。短い間に2回も講堂内に入ったということに、受験生のときに目指した目標に確実に近付いていると実感した。 

見学が進んでいくと、面白いことが僕の目にとまった。それは、坪内逍遙さんの像の右手が多くの人が握手をしたことでキラキラと輝いていたことだ。おそらく多くの人がこの右手と握手をしたのだろうと思い、僕も「ここで充実した日々が過ごせますように」と願いを込めて握手をした。早稲田大学に入ったら日常に感じるキャンパスだが、今の僕からしたらあこがれの場所であるので、とても貴重な時間だった。 

(2年・清水) 

 

 

 

 

 

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