2019年度は、6月1日に早慶戦観戦が行われました。早朝から少し曇り空で雨が降る可能性がありましたが、午後からはだんだんと晴れて無事に観戦することができました。早慶戦は、毎年2回春季リーグ、秋季リーグの最終週に行われ、「華の早慶戦」といわれる戦前から続く伝統の一戦です。残念ながら今季優勝は既に他の大学に決まっていましたが、順位に関係なく、この試合は絶対勝つという気合の入ったプレーがたくさん見られました。
私達は試合開始の約2時間前に明治神宮球場に入り、試合前の応援合戦を仲間と楽しく行いました。慶応には負けたくないという気持ちは野球部だけではなく応援団にもあり、気合の入った応援やチアリーダーのパフォーマンス、得点が入ったとき「紺碧の空」をみんなで肩を組んで歌ったことが記憶に残りました。それだけではなく、エールの交換という互いに敬意を表すような応援も行われ、そこも早慶戦の魅力だと感じました。
試合は3-2で早稲田大学が勝利を収めました。最初、早稲田がホームスチールで先制しましたが、慶応もタイムリーヒットで追いつき、また早稲田が勝ち越すという試合自体も緊迫した目がはなせない展開でした。その分私達の応援にも熱が入り、最初は応援できていなかった生徒も、最終的には大学生と一体となって大きな声援を送ることができて、いい経験になりました。
今春は惜しくも優勝を逃してしまいましたが、今秋には優勝できることを願っています。
3年 西田