5月27日、中学部では早慶野球戦第1回戦を観戦しました。早慶戦は毎年2回、春と秋にある東京六大学リーグ戦の必ず最後に行われる伝統の一戦です。この両校の戦いは「華の早慶戦」と呼ばれているほど人気が高く、特に早稲田か慶應に優勝の可能性がある場合、あるいは両校に優勝の可能性がある場合は神宮球場を埋め尽くすほどの観客が観戦します。
私たち中学部生は学校行事として春の早慶戦に1年から3年までの全員で参加しており、当日は試合開始の2時間前に球場入りして試合前の応援合戦などを行っています。今年観戦した試合は2連勝すれば慶應の優勝が決定する大事なカードの初戦。私たちは一生懸命応援しましたが、満塁ホームランを2度も浴び5対8で敗れてしまいました。しかし試合前と試合中の応援合戦、試合前後のエール交換など、大学生や周りの生徒などと一緒になって応援することはとても楽しく、良い経験にもなりました。得点が入った時には全員で肩を組んで「紺碧の空」を歌い、逆転した時はとても盛り上がります。応援部やチアリーダーなどのパフォーマンスも「おおっ」とうなるほど素晴らしいものばかりで試合以外にも見所がたくさんあり、そういったところもよく見て観戦するとさらに面白いと思いました。
今春は逃してしまいましたが、今秋、来春…と早稲田大学の優勝を願っています。
(3年) 西川