7月18日、中学鉄道研究部は高校鉄道研究部と合同で、都電荒川線の車両1両を貸し切り、中高交流会を開催しました。貸切列車は早稲田-三ノ輪橋間を1往復しました。貸し切りだったため、普段とは違う都電荒川線を感じられました。また、鉄研の部員は、鉄道以外にも様々な趣味を持っている人が多いため、趣味が合う人同士、様々な話で盛り上がりました。
翌7月19日には、大宮総合車両センターを見学しました。こちらも高校生との合同見学となりました。最初に、車両センターの担当者の方から、車両センターの概要や仕事内容などに関する講義がありました。それに続き、車両センターの内部を見学しました。そこには、検査中で車体がバラバラになっていた車両や、JRの車両センターなのに小田急の車両、改造中の車両、ラインの塗装中の車両など、普段の営業運転からは想像できないような状態の車両が多くありました。
今回、2つの校外活動を中高合同で行って良かったことの1つは意見交換ができたことです。小さい話ながらも、鉄道の話を色々な面から話すことができました。2つ目は、自分の知らない知識を得られたことです。高校生は経験を積んで、自分が知らないような細かい知識を豊富に持っているので参考になりました。また、このような貴重な体験を、今後の活動に大いに生かしていきたいと思っています。
なお、今回の見学内容や成果は、部員が1冊のレポートにまとめ、高校の学院祭(10月7日・8日)と中学の学習発表会(11月11日)で室内展示する予定です。
(3年) 田宮