中学部3年生は、10月4日(水)から7日(土)まで、長崎・佐賀宿泊研修を実施しました。
以下、生徒の感想です。
●平和学習(長崎)
僕は今まで歴史の授業などで第二次世界大戦や核兵器についてはしっかり学んできたつもりだった。しかし、初日に被爆者の方のお話、原爆資料館の見学、長崎の市内散策を通じて、核兵器の絶大な被害を知りました。特に被爆者の方のお話は聞いていて胸がしめつけられました。今まであたりまえにいた家族・友人や街が一瞬にして消されてしまう衝撃、実際に被爆したから感じる恐怖など、どれも僕が感じたことのないものでした。もう二度とこんな惨劇が繰り返されないよう、より一層平和な世界を願います。
(3年 穂積)
●大隈記念館・佐賀城本丸歴史館見学(佐賀)
「早稲田の原点に戻る」ということで、ホテルを出発した僕たちは大隈記念館を訪れた。館長さんの「大隈さんは知識を吸収するのに貪欲だった」という話やムービーにあった「頑固者で大学を退学になった」という話など、大隈重信の性格や政治家になる経緯に多く触れることができた。本当にその人を知るためには「ルーツ」をたどることは大切なことのように思った。僕には大隈さんのような頑固に信念を貫く力が足りていないなど、自分と照らし合わせることで距離も近くなれた体験だった。次に行った佐賀城もとても興味深く、「当時の海外に対する恐怖を表している絵画」や「精巧な再建築のための用法」などは見入ってしまった。
(3年 上條)