中学部3年生は、9月27日(水)に鎌倉校外学習を実施しました。
以下、生徒の感想です。
3年生の僕たちは9月27日に鎌倉へ行きました。校外学習のためです。鎌倉を巡る行程は生徒に委ねられているのですが、僕の班は出発日前日に急いで行程表を書き上げたので、時間の配分などに少し心配がありました。
当日、初めに訪れたのは円覚寺です。想像していたよりも広いお寺で、そこには立派な門や、豪華な大仏殿と大仏など、色々な建築物とともに、豊かな自然がありました。高低差もあり見て回るのも大変でしたが、その建築物と自然との調和がとても心地よくて入場料を払ってもお釣りがくるほどでした。
次に、鶴岡八幡宮を訪れたのですがその道のりの途中、小町通りという商店街を通りました。小町通りは人が多く賑わっていて、色とりどりのお店がありましたが、多くの建物に和風の統一感が見られます。入り口にはどんと鳥居もたっていて、外国人らしき方が多く見られたのは、こういった建築物に魅力を感じるからなのかなと思いました。
鶴岡八幡宮では、たくさんの石段を上がると真っ赤な本宮と2つの大きな像が出迎えてくれました。先ほどのお寺とは打って変わって色が濃く、華やかな雰囲気を大いに感じました。
最後に由比ガ浜を訪れました。というのも本当は高徳院の鎌倉大仏を見に行きたかったのですが、時間を使いすぎて予定が押してしまったため、ここが最後になりました。江ノ電の駅から少し歩くと潮風を感じるようになり、住宅地を抜けた先で突然視界が開けて、そこには広々とした砂浜と太陽の光を反射して光輝く海がありました。海岸につくと、はじめのうちは砂をいじったり海を眺めたりしていたのですが、僕にとって久々の海であまりにも魅力的だったので、徐々に海水へ近づいていき、最終的に海に入っていました。体感してみて、美しい海と海岸は鎌倉の観光地としての大きな魅力なのだと思いました。
このように校外学習を通して鎌倉について多くを知れたのですが、もう一つ学んだこととして団体行動の重要性があげられます。急いで作った行程表だったので欠陥が多く、その場で時間の予定を変更していたため、一度班員1人とはぐれてしまいました。幸い再会することができましたが、この体験を通して、事前に全員で納得のいく予定を建てて、現地で予定を変更する場合は全員で共有しあうことが大切だと感じました。アクシデントもありましたがとても学びのある校外学習でした。
(3年・坂井)