中学部1年生は、9月27日(水)に上野校外学習を実施しました。
以下、生徒の感想です。
今回の上野への校外学習では、班ごとに決めたスケジュールで、様々な所へ行き、僕は色々な感情を抱いた。自分たちでスケジュールを立てて、時間内に済ませるというミッションで、反省すべき点や改善すべき点が見えた。
僕が上野で最も感動したのはトーハクにある仏像たちを見た時だ。写真や、今までの偏見で正直仏像はつまらないと思っていた。しかし行ってみると大迫力で、圧倒された。これは普段生活していても感じることがない、特別な感情だった。その中で最も迫力があると思ったのが朝鮮の、如来坐像だ。深く掘られた目と目を合わせると見下ろされ、鳥肌が立った。まるで呼吸をして、生きているかのように、僕に何かを言い聞かせているように感じた。ただの仏像ではない。非常に優れた芸術である。
僕は仏像と目を合わせた時間がとても長く感じた。そのぐらい、僕は感動した。ここへ来るまでわからなかった。仏像にここまでの魅力があり、圧倒的であること。これは昔の人が残した宝物だ。そう思うと、これから行く奈良が楽しみで仕方ない。奈良にもきっと、僕たちの想像を超える芸術が沢山待っているだろう。それを自分たちはどう見るか。せっかくの機会だから、僕は心から良さを感じたい。
奈良へ行くにあたってどのような目的を持って、どのように行動するのか。それをしっかり考えて行くことで、奈良研修という貴重な時間を有意義に過ごせるだろう。
(1年・召古)