鉄道研究部は、6月10日(土)午前中の授業終了後、「新入生歓迎遠足」として青梅鉄道公園見学を実施した。今年は例年に比べて新入部員が多く、またこの行事が高校の鉄道研究部と合同だったこともあり、団体料金が適用となった! これまで部員が少なく、部の存続も危ぶまれた鉄研にとっては、これはとても嬉しいことだった。
青梅鉄道公園は、JR青梅駅を出て少し行って、さらに坂道を上ったところにある。日頃、運動不足の鉄研部員の体には、この坂道がとても響いた。坂を上ると早速集煙装置のついたデゴイチが目に入った。我々は、デゴイチを背景に集合写真を撮った後、園内を自由散策した。中学生は必ず2人以上で回らなければならなかったが、最初はグループをつくるのに苦戦していた1年生も最後には4人くらいのグループで周っていた。
ここで青梅鉄道公園について説明しておきたい。青梅鉄道公園はデゴイチをはじめとする様々な蒸気機関車が多く展示されている。中には、E10形という日本で1両しか残っていない蒸気機関車も展示されていた。DE16形電気機関車も展示されていたが、これは国の重要文化財に指定されているそうだ。0系新幹線は車内に入ることができ、座席転換や運転台に入ることもできた。青梅鉄道公園は、「中央線・青梅線の鉄道の歴史を伝える学びの場」をコンセプトとして、今年9月からリニューアル工事に入るそうだ。今後の発展にも期待したい。
鉄道研究部では、これからも親睦を深めながら、様々な活動をしていく予定である。
(2年・七条)