スポーツ交流会が10月26日から28日まで、学年ごとに行われました。以下、生徒の感想です。
先日、中学部でスポーツ交流会が行われました。例年だと3日にわたり体育祭を行うのですが、今回はコロナウイルスの影響があり、例年通りの活動ができませんでした。しかし、球技を中心とした行事は行えるということで、体育委員が中心となり、計画を立て、結果的に楽しい行事にすることができました。さらに、今回のような縮小された形の行事だったからこそ、学ぶことができたこともありました。
1つ目は、体育委員に限る話になりますが、時短昼休みや黙食などの影響により内容決めなどをする時間が減ったため、それを補うために決められた時間以外の時にも声を掛け合い、同じ学年の人同士で集まり、計画を立てたことです。時間がない中でも皆で協力することで効率を上げ、活動をすることができました。協力することの大切さについて改めて学ぶことができました。
2つ目は、おそらく全員に共通することです。例年よりも競技を行う時間が少なく、それぞれの人にスピーディーな対応が求められるため、事前にそれぞれがどのように動けばいいのかを把握することが必須になりました。体育委員の人が個々に指示を出す時間がなく、それぞれが自分で動くことが必要になり、「どうせ指示を出してくれるから大丈夫だろう。」という人の数が減りました。他人に言われてから動くのではなく、自ら率先して動くことの大切さが分かりました。
このように学ぶことができ、そして何よりも楽しむことができて良かったです。来年は、例年通りの体育祭が行われると思うので、僕はまた体育委員を志望し、今回の経験を生かして体育祭を盛り上げたいと思いました。
(1年・久保)
昨年度はどうにかしてコロナによる体育祭の中止は免れたものの、結局、当日の天候不良により体育祭を実現することはできなかった。今年度は引き続き体育委員の役を引き受けた。
10月27日に本番を迎えた。開会式を終え、最初にドッジボールが始まった。私は小学校の頃に自分のクラスでドッジボールを頑張っていて得意なので、なんとかチームを2勝1敗に導くことができた。次に、私はバスケットボールに参加した。バスケットボールは好きなスポーツの1つなので、一生懸命に取り組んで最大限楽しむことができたと思う。
今回の体育祭は理想の形ではなかったが、なんとかトラブルなく終えることができた。僕たちはまだ本来の形での体育祭をまだ知らないので、正直、2日間にわたる体育祭を行いたいという気持ちもあった。来年度は本来の形で開催できることを願っている。
(2年・坪井)
今年の体育祭は今までの歴史の中でも異例の体育祭だと感じました。昨年、コロナウイルスの影響で開催ができなかったため、1年生だけでなく2年生も初めての体育祭となったからです。さらに現在も続くコロナウイルスの影響で、今までの体育祭とは違った新しいものを作っていかなければなりませんでした。体育祭を経験したことがあるのが3年生だけというだけでも厳しいのに、今までとは違うものを作るのはとても大変でした。しかし、体育委員のみんなが頑張ってくれたおかげで素晴らしいものになったと思います。中間試験直後ということもあり、生徒のみんなも溜まっていたものがあったと思いますが、それを忘れて個々の種目を楽しんでいる姿が見られて良かったと思いました。
(3年・前田智)