理科部では、春休み期間中の4月に伊豆諸島式根島を訪ね、春合宿(3泊4日)を実施しました。船中で1泊し、東京港から式根島まで約10時間の慣れない船旅を、部員34人で楽しみました。
式根島では、豊かな自然環境のもとで、磯採集や釣りで魚や無脊椎動物の採集と観察を行い、さらに、島全体をめぐるトレッキングで汗を流しながら、火山性の特殊な地形の学習をしました。希望者は良質な温泉にも入り、民宿での共同生活を通して、部員間の親睦を深めていました。合宿後、観察した生き物や地質をまとめています。
今後、この活動の成果をマリンチャレンジプログラム(日本財団×リバネス主催)などで公表していく予定です。
(以下、参加生徒のコメント)
- 今回の春合宿(3泊4日、うち1船中泊)では、伊豆諸島の式根島まで行きました。活動は主に磯採集や釣りがメインで、式根島の生物を幅広く見つけました。また、ハイキングでは場所や高度で違う植生を観察するとともに、展望台から景色を眺めたりしました。釣りではタカベやベラ、磯ではヤドカリやイソギンチャクなどを確認することができました。
海の景色がきれいで、海洋生物を探す等の体験や海独特の風もあり、島に来ているという感じがして、とても楽しむことができました。
(2年)佐藤 - 理科部の春合宿で伊豆諸島の式根島に行きました。現地では、それぞれの研究テーマに向けて釣りや、磯採集などの活動を行いました。
磯採集では、ナマコ、イボイワオウギガニ、ウメボシイソギンチャク、ヤドカリ、ヒザラガイ、アメフラシ等が見られ、釣りでは、カワハギ、チョウチョウウオ、タカベ、ハコフグ等が採集できました。
式根島の豊かな生態系に触れられ、自分の研究にも今後役立つと思います。とても充実した合宿でした。
(1年)関根