1高等研究所セミナーシリーズ 【グローバル・ヒストリー研究の新たな視角】 公開講演会:
「ドイツ植民地戦争論のなかの義和団戦争」(4/17)
講演者
浅田 進史 (駒沢大学経済学部 教授)
日 時
2021年4月17日(土)14:00~17:30
会 場
ZOOMにて配信予定
主 旨
「ドイツ植民地戦争論のなかの義和団戦争」
1899年から1900年にかけて中国・華北地域で勢力を拡大した義和団を鎮圧するために、列強は8ヵ国連合軍による共同出兵を行った。これは20世紀初頭の帝国主義世界体制を象徴する出来事であろう。「義和団の乱」、「義和団事件」、「義和団運動」と呼称されるこの世界史的出来事は、近年、その実態と規模から「義和団戦争」と表記する歴史研究が現れている。日清戦争後の三国干渉、膠州湾占領に続いて、ドイツはこの義和団鎮圧のための国際的な軍事介入に呼応して、2万人規模の兵力を派遣した。ドイツにとって義和団戦争とはどのようなものだったのか。ドイツ歴史学界では、この軍事行動はドイツ植民地戦争の一つとして議論されるようになっている。本講演では、ドイツ植民地戦争論からみた義和団戦争の諸相とその論点を提示したい。
プログラム
14:00~14:10 開会挨拶
14:10~15:10 講演(浅田 進史)
15:10~15:30 休憩
15:30~16:00 コメント (小原 淳)
16:00~17:30 討論
コメンテーター
小原 淳(早稲田大学文学学術院 教授)
司 会
谷口 眞子(早稲田大学文学学術院 教授)
対 象
大学院生・教職員・一般
主 催
早稲田大学 高等研究所
共 催
「軍隊と社会の歴史」研究会
科学研究費基盤研究(A)「19世紀を中心とした軍事的学知をめぐる人と書物の交錯」
申込み
事前登録が必要です。以下URLよりご登録をお願いします。
https://zoom.us/webinar/register/WN_o1TCmyAORHCk5g3MeHDphQ
ポスター
こちらをご覧ください。