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WIAS Top Runners’ Lecture Collection : 「日本中世思想史研究に明日はあるか」(10/27)

WIAS Top Runners’ Lecture Collection :
「日本中世思想史研究に明日はあるか」(10/27)

講演者 / Speaker

森 新之介 (早稲田大学 高等研究所  講師)
大塚 紀弘 (法政大学 文学部  専任講師)
野上 潤一 (国際日本文化研究センター 共同研究員)

日 時 / Date & Time

2018年10月27日(土) 13:30~18:00(開場13:00)

会 場 / Venue

早稲田大学 早稲田キャンパス 9号館5階 第1会議室

主 旨 / Outline

日本中世の思想は、宗教・政治・芸能など多岐に渡る。そのどれもが重要な意義を有しているが、近年の思想史学界における中世研究は低調で、研究者⼈⼝も減少し続けている。こうした状況を招いた理由はいくつか考えられるが、新たな研究者の参⼊を促すための中世思想の魅⼒発信が不⾜していること、他時代の研究者との連携に乏しいこと、仮託⽂献などの名も無い思想家たちの書籍に対する学界における関⼼の低さなどが、⼤きな理由として挙げられよう。

こうした中世思想史をめぐる思想史学界の危機的な状況に対して、昨今、中世思想に強い関⼼を抱き、新たな地平を切り開いてきたのは、⽂学や史学を専⾨とする研究者たちであった。これまで等閑視されてきたテキストや⾔説に注⽬し、⼀次資料を調査・発掘することで、新たな視点や解釈を⾒出していったのである。

そこで本シンポジウムでは、日本中世思想史における現状と課題を考えるため、思想史に加えて日本史と国⽂学から気鋭の中堅・若⼿研究者を壇上に招き、各々の最新研究を紹介して頂いた上で中世思想史研究に対する問題提起を⾏って頂く。それを踏まえた全体討論では、聴衆も交えて中世思想史研究の可能性について忌憚なく議論したい。

プログラム / Schedule

13:00-  開場
13:30-13:45  開会の辞と全体説明 (森 新之介)
13:45-14:00  趣旨説明と登壇者紹介(鈴木 英之)
14:00-14:30  報告1:  「今日の日本中世思想史研究」 (森 新之介)
14:30-15:00  報告2:  「思想史研究とコスモロジー論」(大塚 紀弘)
15:00-15:15  コーヒーブレイク
15:15-15:45  報告3:  「中世後期学問史研究の可能性―思想史研究と文学研究のあいだ―」(野上 潤一)
15:45-16:05  論評(舩田 淳一)
16:05-16:20  コーヒーブレイク
16:20-17:50  全体討論(司会:鈴木 英之)
17:50-18:00  総括と閉会の辞(鈴木 英之)

コメンテーター / Commentator

舩田 淳一 (金城学院大学 文学部  教授)

司 会 / Moderator

鈴木 英之 (北海学園大学 人文学部  准教授)

対 象 / Prospected Audience

教職員・大学院生・学部生

主 催 / Organizer

早稲田大学  高等研究所

申込み / Registration

事前申込み不要です。直接会場にお越しください。
参加費無料(除く懇親会)
平服でのお越しを歓迎いたします。

ポスター・ちらし / Poster・Flyer

こちらからご覧ください

イベント ホームページ / Web

こちらからご覧ください

Dates
  • 1027

    SAT
    2018

Place

早稲田大学 早稲田キャンパス 9号館5階 第1会議室

Tags
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