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SILSで学ぶ英語習得の科学 Applied Linguistics (English)

早稲田キャンパス 11号館階段にて。左から、鈴木先生、中筋さん

13の学部があり、多岐にわたる学問領域で学生を育成する早稲田大学。「こんな授業!どんなゼミ?」では、どんな授業やゼミがあり、どんな学びが得られるのかについて、実際に受講した学生が紹介します。

Applied Linguistics (English)【国際教養学部設置科目】

国際教養学部 2年 中筋 有咲(なかすじ・ありさ)

皆さんの多くは英語を勉強したことがあると思いますが、実用的に使うことがなかなか難しいと感じたり、日本の英語教育に疑問を感じたりすることがあるのではないでしょうか? では、どのような学習・指導方法が第二言語である英語の習得に最も効果的なのか? 鈴木祐一先生(国際学術院准教授)のApplied Linguistics(English) の授業では、こうした疑問を科学的に研究する「SLA (Second Language Acquisition/第二言語習得)」について英語で学んでいます。

この授業には、主に三つのテーマがあります。SLA研究、学習者のバックグラウンドによる影響、そして第二言語習得のための指導です。

まず、これまでのSLA研究の歴史や理論についてなど基礎知識を身に付けていきます。次に、留学や外国語を学び始める年齢によって受けるSLAへの影響など、学習者に焦点をあてた内容に移ります。そして教室などで行われるISLA (Instructed SLA)という外国語の指導方法について学びます。

写真左:授業の様子。真ん中が筆者
写真右:教職必修科目「英語科教育法」の授業で指定教科書とされた、鈴木祐一先生の著書『あたらしい第二言語習得論』研究社

私は英語の教職課程を履修していることもあり、一つ目のSLA研究で扱う母国語の第二言語習得への影響と、三つ目の外国語の指導について興味があります。英語に限らず、第二言語を教えるには一体どのような方法が最も効果的、または効率的なのか、日本の学校教育で「使える」英語が身に付くように指導するためにはどうすれば良いのかなど、教育や教育関連に興味がある人にはとても興味深い内容だと思います。

授業内では、異なるバックグラウンドを持つ学生たちと、自分の経験について意見交換する機会が多くあります。また、研究者などのゲストスピーカーによるセッションもあるので、入門科目でありながら非常に充実した内容の授業を受けることができます。

クラスはいつも発言しやすい雰囲気です。担当の鈴木先生は気さくで話しやすく、ディスカッション中もクラス内を回りアドバイスをくださるので、自分たちのディスカッションの内容を深められます。

授業中クラス内を回ってくださる鈴木先生

多様な学生のいるSILS(国際教養学部)ならではの第二言語習得論を学べるので、とても貴重な機会になっています。SLA研究の最先端についても知ることができるため、卒業後にグローバルな環境で働きたい人や、もっと他の言語を習得したい人にも役に立つ授業です。

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