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未来の早稲田へ声を届ける スチューデントコンペで施策提案

第8回 Waseda Vision 150 Student Competition決勝

2032年に創立150周年を迎える早稲田大学では、2012年に「Waseda Vision 150」と呼ばれる中長期計画が策定されています。その計画の実現に寄与する施策を、学生たちが大学に対し提案するのが「Waseda Vision 150 Student Competition」です。その第8回決勝大会が、2021年3月16日、オンラインで開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で開催が1年延期された今回の決勝大会。発表に臨んだのは、この1年間、提案内容にさらなる磨きをかけた5チームの学生たちです。そこには、早稲田大学が抱える課題を鋭く指摘し、熱意を持って解決策を提案する学生たちの姿が見られました。

後日執り行われた表彰式での記念撮影

1年の延期を乗り越えて 熱意のこもったプレゼンテーション

早稲田ウィークリーレポーター(SJC学生スタッフ)
政治経済学部 3年 山本 皓大(やまもと・ひろと)

早大生が大学に対して持つ課題意識を基に、早稲田の未来へ向けた施策を提案するこの大会。20チーム以上が出場した予選(2019年度に実施)を見事勝ち抜いた5チームの発表を、ぜひこの目で見たいと思い、今回の決勝大会をオンラインで視聴しました。一早大生として私も感じていた課題に対する提案もあれば、今回初めて気付かされた課題への提案も。さまざまな切り口で各チームが提案を行いましたが、共通していたのは「早稲田をより良くしよう」という思いと、大学への真摯(しんし)な姿勢でした。

最初の発表は、「世界のWASEDAへ」による「SDGs推進センター」設置の提案。早稲田大学が「世界のWASEDA」になるためには、SDGsに取り組むことが不可欠であると指摘し、学内のプラットフォーム、そして学外との窓口となる組織の必要性を説きました。

続いては「TEAM LIGHT BULB」による発表。数多くの留学生が在籍する早稲田大学ですが、日本人学生にとっては国際交流へのハードルが高く、留学生にとっては滞在期間や言語能力の制約から、アルバイトに就きにくいという課題があります。双方の課題を解決すべく、英語を使って留学生を中心に運営する学内の新しい食堂「グローバルカフェ」の設置を提案しました。

「シャベル」が行ったのは、「性暴力のない早稲田大学へ」と題した発表。独自に行った早大生への調査を踏まえ、学生が相談しやすい環境を用意し、被害への対応、予防、そして調査・評価を適切に行う体制の整備を訴えました。

WasedaとInvestmentを掛け合わせた造語をチーム名に掲げる「Wasevestment」は、大学運営を補助するシステム開発を発案しました。このシステムによって、学生や校友(卒業生)、教職員が簡単に投資できるようになります。

そして最後に発表を行ったのは、「Wasenap」。学生への調査を通じて、心身疲労を癒やす場へのニーズが高いことを示し、キャンパス内にナップルームとリラックスルームを設置することを提案しました。

私が一番印象に残っているのは、この「Wasenap」の提案です。というのも、私自身、キャンパス内で休める場所があればいいのにな…と度々思ってきたからです。そして恐らく、授業やサークル活動の合間に、少し休みたいと感じた経験がある学生も多いはず。もしナップルームやリラックスルームの設置が実現したらぜひ利用して、より高いパフォーマンスの発揮に生かしたいと感じました。

全チームの発表後、審査委員からは、Waseda Vision 150の実現に向けた各チームの熱意あふれる発表を評価する声が多く聞かれました。また、さらなる具体性を持った提案を望む意見も聞かれました。

審査の結果、「グローバルカフェ」設置の提案を行った「TEAM LIGHT BULB」が金賞(総長賞)に輝き、銀賞には「Wasenap」が、銅賞には「シャベル」が入賞しました。また、「世界のWASEDAへ」と「Wasevestment」へは審査委員特別賞が授与されました。順位こそ決定されましたが、学生たちによる提案は受賞の有無にかかわらず、大学の施策の検討材料として生かされていくのだそうです。

金賞(総長賞)を受賞した「TEAM LIGHT BULB」のメンバーと田中愛治総長

大学の課題について本気で考え、早稲田の未来のために全身全霊で施策を提案する。そんな学生たちの姿が印象的でした。1年間の延期を乗り越えて、決勝大会での発表を見事成し遂げた全てのチームへ心から拍手を送ります。そして、ただ受動的に大学に通うのではなく、早稲田をより良くするために自らアクションを起こす姿勢を、大学運営に参画するSJC学生スタッフの一員として、私も見習いたいと思いました。

全チームでの記念撮影

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