Waseda Weekly早稲田ウィークリー

特集

キャンパスに戻ってきた「Museum Week 2022」で早稲田文化を体感しよう

毎年5月に開催される「Museum Week」に参加したことはありますか? このイベントでは、「演劇博物館」「會津八一記念博物館」「早稲田大学歴史館」「早稲田スポーツミュージアム」「本庄早稲田の杜ミュージアム」「早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)」といった早稲田大学にあるミュージアムをはじめとする文化施設に親しみ、早稲田文化の魅力を発見・体感してもらうイベントです。2021年はコロナ禍により全面オンライン企画となりましたが、今年は5月16日(月)から27日(金)まで、対面とオンラインのハイブリッドで開催! 見どころなどを、企画を担当した文化推進学生アドバイザーの4名に教えてもらいました。

(左から)星さん、竹添さん、西原さん、大松さん。早稲田大学歴史館(早稲田キャンパス 1号館)にて

「Museum Week」で早稲田をもっと好きになる

文化推進学生アドバイザー
リーダー 政治経済学部 3年 星 響介(ほし・きょうすけ)
副リーダー 文化構想学部 4年 西原 里香(にしはら・りか)
副リーダー 国際教養学部 3年 大松 誉昇(おおまつ・もとのり)
ウォークラリー班 法学部 3年 竹添 順平(たけぞえ・じゅんぺい)

文化推進学生アドバイザーも活躍する「Museum Week」とは?

――5月16日から27日まで開かれる「Museum Week」とはどのようなイベントですか。

2015年にスタートしたイベントで、今回で7回目の開催となります。早稲田大学が誇るミュージアムをはじめとする6つの文化施設にスポットを当て、さまざまな企画を通して早稲田文化の魅力を再発見してもらうことが目的です。開催期間中は、ミュージアムを舞台にしたスタンプラリーやコンサートなどが催され、普段は静かなミュージアムもにぎやかな雰囲気に。既に訪れたことのある人も、初めて訪れる人も、ミュージアムの魅力を存分に感じて楽しんでもらえるような企画を用意しています。

リーダーを務める星さん

大松

在学中に学内のミュージアムを訪れる早大生は、意外と少ないんだよね。

西原

それではもったいないですよね。普段は建物の前を素通りしてしまう早大生に、ミュージアムに行ってみたい! と思ってもらえるようなイベントを実施していきます。

――昨年と比べ、今年はどのようなMuseum Weekになりそうですか。

昨年は新型コロナウイルス感染症の影響もあって全面オンラインでの実施でしたが、今年は対面での企画が復活します! コンサートやステージパフォーマンスもあり、生の早稲田文化を感じられるはずです。

竹添

毎年、Museum Weekのコンセプトは「実際に足を運んで早稲田文化を体感してもらう」ことでした。オンラインでも最大限の努力をしてきましたが、限界もあって…。そういった意味でも、昨年より「生の体験」を強調した内容になっていますよ。

――文化推進学生アドバイザーの皆さんはどのような役割を担っているのでしょうか。

大松

私たちは文化推進部文化企画課に所属する学生団体です。早稲田文化を伝えるべくMuseum Weekのような各種イベントの企画や運営、イベント参加者にプレゼントするオリジナルグッズの開発、SNSでの情報発信などを行っています。今年は6月に、オリジナル企画として有名出版社の編集者を招き、「新書」に関するトークイベントを開催予定です。学生にもっと本を読んでもらったり、編集という仕事を知ってもらったりするいい機会になればと思っています。そちらも期待してほしいです!

副リーダーの大松さん

竹添

私たちの主な活動目的は学生独自の視点から早稲田文化を推進したり、新しい文化を生み出したりすることでしょうか。ちなみに私は、コロナ禍でキャンパスを訪れる機会が減る中、早稲田文化をもっと体感したいと思い活動に参加しました。

私は早稲田大学が好きという一心で。大学を盛り上げられるこのチャンスを逃す手はないと思い、参加しました!

西原

私も「早稲田大学が好き!」という気持ちを形に残したくて。友人の多くがミュージアムを訪れたことがないと知ったのも、この活動に参加したきっかけです。

 

イベントもプレゼントも盛りだくさん! 2022年の注目ポイント

――各イベント・企画の見どころを教えてください。

竹添

私が企画を担当している「ミュージアムワードパズル」は、キャンパス内のミュージアムを巡りながらクイズの答えを探し、ワードパズルを埋めてもらうというものです。全てのクイズに正解した人には、オリジナルグッズのプレゼントも。クイズを楽しみながらミュージアムを巡り、早稲田大学に関連する知識も得ることができるお勧めの企画です。

ウォークラリー班の竹添さん

私が紹介したいのは「#ワセダフォトミュージアム」。参加者の皆さんが撮影した早稲田大学にまつわる写真を集め、ミュージアムに展示するという企画です。撮ってもらうのは、皆さんが「早稲田らしい」と感じる場所やモノなど。ハッシュタグ「#ワセダフォトミュージアム」をつけてSNSに投稿された写真が1枚のパネル作品となります。「キャンパス部門」「ワセメシ部門」など部門ごとに分かれているので、各テーマのもと、思い思いの早稲田らしさを写真に収めていただきたいですね。ミュージアムに自分の写真が展示されるのを見て楽しんだり、他の学生の視点から早稲田らしさを見つめ直したり、いろいろな楽しみ方がありますよ。

左:「ミュージアムワードパズル」の詳細はこちら
右:「#ワセダフォトミュージアム」の詳細はこちら

西原

動画配信企画や「Museum Week 大隈LIVE」(以下、大隈LIVE)、「ミュージアムコンサート」も見どころですよね。パフォーマンスサークルや音楽サークルなどが、大隈記念講堂や歴史館、演劇博物館などで発表します。早大生が日頃の練習の成果を披露する場でもあり、パフォーマンスの熱を受けて「自分も頑張ろう!」と思ってもらえるはず。こうした早大生同士の交流も早稲田文化を形作る大事な要素であるとの思いで運営しています。大隈LIVEはYouTube配信でも視聴可能です。また、ジャズサークルや早稲田大学交響楽団の演奏は予約なしで見ることができるので、ぜひ生の演奏を聴きに訪れてほしいです。

左:「大隈LIVE」の詳細はこちら
右:「ミュージアムコンサート」の詳細はこちら

大松

コロナ禍で早稲田大学周辺の飲食店に足を運ぶ学生が減ってしまったことから、お店を応援しようと昨年から「ワセメシスタンプラリー」を始めました。今回は66店もの飲食店に参加していただきます。スタンプラリー形式なので、新しい味との出合いも楽しんでもらえるのではないでしょうか。スタンプを集めると、オリジナルプレゼントが当たる抽選にも応募できますよ。

店舗一覧はリーフレットに掲載(クリックして拡大)。スタンプカードは各店舗やミュージアムにて配布。スタンプを集めたら、歴史館かスポーツミュージアムの「応募BOX」へ。詳細はこちら

南門通り沿いにある、私が通っているお店「どんぴしゃり」もありますね。授業でプレゼンや大きな課題を終えた時は、ここで器からはみ出るくらいに豚肉が並べられた豚丼を食べます。これがおいしくて!

大松

南門通りだと「キッチン南海」によく行きます。ここの揚げ物が好きで。

お店の前を通るだけでもいい匂いが漂ってきて、たまらないよね。

西原

ジャズ喫茶「JAZZ NUTTY」はジャズを楽しむことがテーマのお店で、大隈通りとグランド坂通り交差点近くにあります。以前、経営するご夫婦が気さくに話し掛けてくれたのがうれしかったです。

副リーダーの西原さん

竹添

22号館の向かいにある「みんなのビストロtomo’z」は、リーフレットに載っているオムライスがおいしそう! スタンプラリーをきっかけに行ってみようという気になりますよね。

――イベント参加や抽選の応募でもらえるオリジナルプレゼントには、どのようなものがありますか。

大松

実用性を兼ねたものを心掛けています。例えばこのミニ水筒も、実際に生活の中で使ってほしいという思いで提案しました。

箸やフォーク、スプーンのカトラリーセットは今年の新作で、エコを意識して決めました。持っていて損はないですし、早稲田文化を楽しむだけでもらえるのはお得ですよね。大学のロゴが入った限定品なので、外出先で使えばうらやましがられること間違いなしです!

オリジナルグッズはミニ水筒、カトラリーセットの他に、Tシャツ、トートバッグ、ワッペンステッカーなど魅力的なものばかり

早稲田文化の第一歩は「Museum Week」から

――最後に、一言ずつメッセージをお願いします。

竹添

ミュージアムはとても魅力的な場所だと思っていて。学内の施設に限らず、日本には多くのミュージアムがあり日本や世界の文化に出合うことができます。でも、実際に足を運ぶ人は限られていて、それはもったいない。学内のミュージアムは無料ですし、ぜひ気軽に体感して早稲田文化を知ってほしいと思います。そのためのステップとして、Museum Weekを活用してもらえたらうれしいです。

西原

さまざまな企画があり、どれに参加しようか迷われる方もいるかもしれません。オリジナルグッズのプレゼントを目当てにワセメシを巡るのも大歓迎です。とにかく、Museum Weekの存在を知ってもらえたらと思っています。ここを入り口に、早稲田文化に興味を持ってもらえるよう情報発信をしていきたいです。

大松

文化推進学生アドバイザーも毎年工夫を重ねて企画やグッズを考えたりと活動しています。今年は広報班がInstagramやTwitterなどのSNSを積極的に更新するなど、広報にも力を入れています。早稲田文化に関する写真や情報をアップしているので、ぜひそちらもチェックしてみてください!

早稲田文化は大学創立時から現在まで長い歴史をたどってきました。私たちはその文化を引き継ぎ、新しい文化を生み出すことで歴史の一部を担えることに誇りを持って活動しています。早稲田大学の魅力を最大限伝えられるように日々企画を考えて実行していますので、ぜひイベントを通して早稲田を見て、聴いて、食べて、早稲田文化にどっぷり浸ってほしいと思います!

おそろいのピンクTシャツで。Museum Week期間中はキャンパスもピンクに染まる

取材・文:萩原あとり
撮影:小野奈那子

Museum Week 2022-予想外が待っている-

開催期間:2022年5月16日(月)~27日(金)※先行スタート企画あり

各企画の詳細やイベントリーフレットは「早稲田文化」Webサイトでご確認ください。

<文化推進学生アドバイザー SNS>
Twitter:@waseda_bunka
Instagram:@waseda.cul.student

<早稲田文化 SNS>
Twitter:@waseda_univ_Cul
Instagram:@waseda_univ_cul
Facebook:@WasedaCulture

※新型コロナウイルスの感染状況により、内容を変更する場合があります。
※各施設の利用やイベント参加の際、新型コロナウイルス感染症対策にご協力ください。

【次回フォーカス予告】5月23日(月)公開「野球早慶戦特集」

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/weekly/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる