Waseda Weekly早稲田ウィークリー

特集

卒業・入学式は「早稲田アリーナ」で 緑化屋上「戸山の丘」と共に竣工

早稲田アリーナ全景、北東側より(写真提供:新建築社 写真部)

2015年に戸山キャンパス記念会堂の解体から始まった新施設の建設工事が昨年11月に終わり、ついに「早稲田アリーナ」(37号館)が誕生しました。スポーツ施設や式典会場としての利用はもちろんのこと、ラーニングコモンズ(W Space)や早稲田スポーツミュージアムなどが新たに整備されています。

早稲田アリーナは創立150周年(2032年)を見据えた中長期計画「Waseda Vision 150」において掲げられている、「世界に貢献する高い志を持った学生」の育成の拠点として大いに活用されます。

卒業式や入学式は今年から早稲田アリーナで挙行しますが、今回の特集ではその内部を一足早く公開します!  学生参画・ジョブセンター(SJC)(※)学生スタッフで文化構想学部2年の丸橋彩菜(まるばし・あやな)さん、メインアリーナを部活動で使用するバスケットボール部で商学部3年の桑田裕平(くわた・ゆうへい)さんと施設を訪れ、感想を聞きました。皆さんも、緑化された屋上ひろばの「戸山の丘」と共に戸山キャンパスの景観を大きく変え、大学の新たな顔となる早稲田アリーナの利用開始を楽しみにしていてください。

(※)Student Participation and Job Centerの略称。学生が大学で身に付けた知識や経験をもとに仕事をすることができるスチューデント・ジョブや、学生参画の仕組みの創出を推進する機関。

左から、丸橋さん、桑田さん

丸橋

入学してからずっと工事中だったので、完成を待っていました!

桑田

高校生のとき、記念会堂に来たことがあります。どれだけ変わったか楽しみです。

次世代のシンボル「早稲田アリーナ」

早稲田アリーナ鳥瞰(ちょうかん)、33号館屋上から(写真提供:新建築社 写真部)

地下2階、地上4階建て、延べ床面積約1万4千平方メートルの早稲田アリーナは、環境に配慮し省エネルギー化を図っています。具体的には、施設の大半を地下に配置するという特性を生かし、地中熱を利用した空調システムや、太陽光発電システムなどを組み合わせ、「ZEB Ready」(※)を実現しています。また、植栽への散水には雨水を利用し、水資源の保護も図っています。早稲田アリーナは、スポーツ施設としての役割だけでなく、未来の地球環境・地域環境・教育研究環境の向上に貢献します。

(※)ZEBは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」のことで、年間で消費する建築物のエネルギー量を大幅に削減するとともに創エネでエネルギー収支「ゼロ」を目指した建築物のこと。「ZEB Ready」は負荷の抑制・自然エネルギーの利用を行った上で、設備システムの高効率化により50%以上の省エネルギーを実現している場合を指す。

①戸山の丘 ②ラーニングコモンズ(W Space) ③早稲田スポーツミュージアム、競技スポーツセンター ④メインアリーナ ⑤拳法場 ⑥多目的運動場 ※本CGは基本設計時のイメージです

①戸山の丘

「戸山の丘」はアリーナの屋根部分に設けられている

戸山キャンパス正門から入ると右側に見えるのが早稲田アリーナです。ただし、アリーナ自体は地下に埋設されているため、最初に目に留まるのは多種多様な植栽が施された「戸山の丘」でしょう。植栽の間の緩やかな坂道を上っていくと屋上ひろばに到着です。天然芝を使用した丘は、座りやすさを意識した傾斜となっています。小さな池もあり、憩いの場になること間違いありません。

桑田

芝生がふかふかして気持ちいいです。

「戸山の丘」には植栽だけでなく小さな池もあり、四季の変化を楽しめる場所となっている

丸橋

文キャン生や体育各部、サークル員などたくさんの人が集まって、にぎやかな場所になりそうですね。

「戸山の丘」に面した交流テラス

高層棟2階からいよいよ建物内部へ!

この屋上ひろばは建物2階部分に位置しており、テラスを抜けて建物に入るとラーニングコモンズ(W Space)とスターバックス コーヒー(早稲田大学戸山キャンパス店)があります。また、2階には30号館(学生会館)と36号館のそれぞれにつながる連結ブリッジがあるので、戸山キャンパス内の移動の利便性も向上しています。

②〔2階〕ラーニングコモンズ(W Space)

ミーティングなどで利用可能なオープンスペースに加え、グループ学習室や個人用学習スペースなど、一つの空間の中に質の異なるさまざまなスペースを設け、活動に応じた場所の選択が可能な多目的学習空間となっています。

グループ学習室(中央)の他にも多様な学習スペースが広く設けられている(右:写真提供=新建築社 写真部)

丸橋

用途によって使い分けられそうでいいですね。

③〔3階〕早稲田スポーツミュージアム

ミュージアムの向かいには競技スポーツセンター事務所が(33号館1階から移転)

3階には、演劇博物館、會津八一記念博物館、早稲田大学歴史館に続く四つ目のミュージアム「早稲田スポーツミュージアム」が誕生。1943年の「最後の早慶戦」や1987年の「雪の早明戦」など、長い歴史を彩る栄光のシーンや象徴的なエピソードなどを通じて、大学のみならず、日本全体のスポーツの発展に寄与してきた早稲田スポーツの輝かしい歩みと比類なき魅力を学内外へ広く発信していきます。

桑田

どんな展示になるか気になります。

④〔地下2階〕メインアリーナ

地下1階に設置された可動式の観客席は1840席、収容定員は約6000人(式典時)で、記念会堂に比べて約1000人多い

メインアリーナのコートレベルは地下2階ですが、屋外からの自然採光を取り込むデザインとなっており、地下にいることを感じさせない明るさがあります。バスケットボール・バレーボールコートが2面、バドミントンコートが5面設けられる広さで、体育各部や正課授業での利用はもちろんのこと、入学式や卒業式などの式典やイベント会場としても活用されます。また、拳法場(⑤)もあります。

桑田

工事期間中、部室は学外施設を利用していました。同じ建物内に部室ができたので、これからはすぐ練習に行けます!

拳法場

⑥〔地下1階〕多目的運動場

(写真提供:新建築社 写真部)

これまで早稲田キャンパス25号館の大隈ガーデンホールで行っていたリフレッシュスタジオプログラムは、2019年度から多目的運動場で行います。また、公認サークルでの使用も可能。使用申請方法などの詳細は、決まり次第学生部Webサイトなどでお知らせします。

その他の施設

  • トイレ

男女別トイレの他に、「だれでもトイレ」(左、中央)が設置されている。右は女性用トイレ

丸橋

鏡の下には荷物を置けるスペースもあってうれしいです。

  • 更衣室

ロッカーはもちろん、個室のシャワーも完備された更衣室

  • エレベーター・出入り口

低層棟側のエレベーター出入り口

エレベーターは高層棟(学生会館側)と低層棟(正門側:サブエントランス)の2カ所に設置。ラーニングコモンズや競技スポーツセンターなどが入る高層棟に用事がある場合は、高層棟エレベーターを利用しましょう。また、各出入り口にはアルファベットがふられているので、待ち合わせなどの際に活用しましょう。

 

日が沈む時間帯の様子(写真提供:エスエス 島尾望)

桑田

設備が充実していると感じました。早くここで練習したいです!

丸橋

みんなが気持ちよく使えるように、ルールやマナーを守って使わないといけないですね。

写真撮影:石垣 星児

早稲田アリーナ竣工式

2018年12月10日、早稲田アリーナ竣工式を執り行いました。大学・工事関係者など多くの人が集まる中、多目的運動場にて神事を行い、その後の祝賀会では、田中愛治総長が大学を代表してあいさつ。早稲田アリーナ竣工にあたり、工事関係者や「WASEDAアリーナ募金」への支援者など、多数の方々からのご協力に対して感謝を述べました。そして、早稲田アリーナが「世界で輝くWASEDA」の新たなシンボルとなり、多くのグローバルリーダーを輩出し、早稲田大学に関わる多くの方々の交流の新たな拠点となることへの期待を語りました。

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