Waseda Weekly早稲田ウィークリー

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「勇敢に戦う姿、心動かされた」 ア式蹴球部、西野朗監督へのメッセージ

W杯直前に早稲田大学を訪問し、ア式蹴球部在籍時のチームメートである先輩・後輩・同級生に活躍を誓った西野監督(前列左から3人目)。後列右端は小柴総監督

早稲田大学ア式蹴球部出身の西野朗サッカー日本代表監督(1978年教育学部卒業)。同じ東伏見キャンパスのグラウンドで汗を流して切磋琢磨してきた先輩や後輩からのねぎらいのメッセージを紹介します。

「力いっぱい戦うことの意味を教えてくれた」

岩井 方男ア式蹴球部部長(政治経済学術院教授)

「6月後半から7月にかけて、サッカー・ワールドカップをテレビ観戦しているうちに夜も更けてしまい、日本全体が寝不足になりました。日本代表チームが南米の強豪チームを破り、予選リーグを突破してしまったのですから。日本代表があれだけやるとは、誰が予測したでしょう。選手の活躍や監督の采配に、皆が熱狂したのも無理はありません。西野さん、ありがとう。あなたは元気をくれました。そして最後の戦いが終わって日本代表の姿がテレビに映ったとき、私たちは気付いたのです。疲れているのは選手ばかりではなく、監督がいかなる重圧に耐えていたのかを。西野さん、ありがとう。あなたは力いっぱい戦うことの意味を教えてくれました」

「世界基準でやっていける意識を持った」

小柴 健司総監督(1977年教育学部卒業)

「突然の監督交代で引き受けたにも関わらず、よくチームをまとめて結果を出してくれたことは早稲田大学校友、ア式蹴球部OBとして非常にうれしく思っています。ご苦労さまでした。選手全員が非常によくまとまって、なすべきことをしっかりやっていこうという意識が統一しているのが見えました。西野さんとは、ア式蹴球部でも日立製作所サッカー部(Jリーグ・柏レイソルの前身)でも一緒にプレーしましたが、感情の起伏がなく非常に穏やかな性格で、やるべきことを明確にして全力で取り組む選手でした。チームのためになることを、常に考えていましたね。早稲田大学で行った5月の壮行会で会ったときは、『みんな期待している。とにかく俺たちは応援してるから、頑張れよ』と送り出しました。ア式にいたときから日本代表になるような目立つ選手で、何かを持っている男でした。コロンビア戦でもまさか開始早々、相手チームの選手が退場してPKを決めるとは。ベルギー戦でも、世界基準でやっていけるという意識を持ったと思います。本当によくやってくれました」

「サッカーの醍醐味、W杯の楽しさを日本全体に伝えてくれた」

外池 大亮監督(1997年社会科学部卒業、元Jリーグ選手)

「西野さん、お疲れさまでした。大変な状況で監督を引き受けられて、大きな逆風の中、難しいことが一杯あったと思います。しかし、サッカーの醍醐味(だいごみ)、W杯の楽しさを日本全体に伝えていただけました。ア式蹴球部の後輩として大変、誇らしく思いました。現役の監督としては、若手選手がどんどん、世界を目指さしていけるような環境を創っていくことが、自分の責任だと思っています。決勝トーナメントではベルギーのカウンターに屈しましたが、ベスト8までもう手が届くというところまで行きました。その先へ行くためにも、次世代の選手の育成に力を注いでいきたいと思います」

「早稲田には、こんなに偉大な先輩がいるんだ」

岡田 優希主将(スポーツ科学部4年)

「本当にどん底に落ちたチームを監督として引き受けて、苦しい状況を何度もはね返していったあの快進撃を見て、同じサッカー人として強く感じるものがありました。グループリーグ・ポーランド戦では難しい状況でしっかりと結果を残し、決勝トーナメント・ベルギー戦でも、あんな勇敢に戦う姿を見て『早稲田には、こんなに偉大な先輩がいるんだな』と、すごい心を動かされました。本当に追い込まれた苦しい状況でも結果を出すという、ア式らしい、早稲田らしい力強さやたくましさが伝わってきました。卒業後はプロとして活躍したいと思っていますので、あの感動を今度は自分が伝えられるように頑張っていきます」

「ア式の偉大な先輩方に続いていきたい」

小島 亨介選手(スポーツ科学部4年、U-21日本代表)

「すごく率直に感じたのは、もうとにかく感動したということです。W杯直前の監督交代で、短い期間の中でチーム作りをして素晴らしい戦いをして、本当に日本人のサッカーが世界にこれだけ通用するんだということを表現してくれました。ア式の偉大な先輩方が切り開いてきた道を、自分たちもたどっていかなければいけません。先輩方に続いていかなければ、ア式にいる意味はないと思っています。2年後に東京オリンピックがありますので、個人としてはまずプロに進んで活躍して代表に選ばれるように頑張って、オリンピックでメダルを取ることを目標にしています。その後はやはり、A代表になってワールドカップに出場し、最終的には先輩方を超える存在になることを目指していきたいと思います」

「『早稲田っぽさとは何か?』を思い出した」

石井 昌幸スポーツ科学学術院教授(ア式蹴球部出身、1988年教育学部卒業)

「西野さん、お疲れさまでした! 西野采配を拝見していて、『早稲田っぽさとは何か?』を思い出した気がしました。持っているものを全て出し切ろうとする精神。リスクを恐れず、自分の評価よりも全体をもう一段階高い所へ持っていこうとする姿勢。それが選手たちの『部活マインド』に着火したのではないかと思いました。プロの集団なのに、どことなく『部活』っぽかった今回の代表チーム。私の勝手な思い込みかもしれませんが、東伏見のグラウンドで教わったものの考え方が、そこに生きている気がしました。そのマインドを、現役部員たちにも伝えたいと思います。ぜひまた東伏見にも遊びにいらしてください。素晴らしい代表を見せていただき、ありがとうございました!!」

ア式蹴球部、早慶サッカー定期戦7連覇

早慶サッカー定期戦で7連覇を達成し、歓喜するア式蹴球部(早稲田スポーツ新聞会提供)

第69回早慶サッカー定期戦が7月7日、川崎市の等々力陸上競技場で行われ、早稲田大学は先制されたものの2-1で慶應義塾大学に逆転勝利。見事に7連覇を達成し、2018年からア式蹴球部の指揮を執る外池亮介監督の早慶サッカー定期戦初陣を飾りました。

◆早稲田スポーツ

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