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早稲田の英会話 虎の穴「新29号館」 努力すればTOEIC大幅アップも

2017年3月、早稲田通り沿いに完成した新29号館。主にTutorial Englishやチュートリアル中国語など、外国語でのコミュニケーション能力を育成する授業に使用されています。今回は、29号館の内部とTutorial Englishを履修し続けて英語力がアップした学生の話をご紹介。学内で実践的な英会話を身に付けたい早大生必見の特集です。

早稲田通りに面した29号館

29号館ってどんなところ?

合計103あるブース

地下1階、地上6階建て、デザイン性と環境への配慮を両立させた29号館のメインは、Tutorial Englishやチュートリアル中国語のレッスンが行われる教室。地下1階、1階、2階の5教室に合計103ものブースがあり、各教室に入ったら日本語の使用は禁止です。また、1階には学生サポート室があり、履修上の質問や相談を受け付けているほか、玄関を入ってすぐ右手にはラウンジもあるので、授業の空き時間を利用して自習をすることもできます。

(写真左)学生サポート室:英語科目や中国語科目の履修上の質問や相談を受付
(写真中央)ラウンジ:休憩時間に一息ついたり、空き時間に自習したり。チューターも利用している
(写真右)掲示板:語学学習に関する情報や、自分の意見などを書き込める参加型の掲示も定期的に行っている

チューターはこんな方たち

レッスンは約90名の教育経験・国際経験豊かなネイティブスピーカーまたは日本人のチューターが担当。出身国はアメリカ、イギリスをはじめ、カナダ、オーストラリア、アイルランド、南アフリカなど多彩です。どのチューターも英語指導の経験が豊富ですが、定期的に研修を受け、さらにティーチングスキルを磨いています。各クォーターに行われる週2回の授業は、それぞれ違うチューターが担当します。

(写真左から)Neill Velardoさん(イギリス出身)、舟橋 洋子さん、Robert Jonesさん(イギリス出身) ※チューターは一例

履修生に聞く、Tutorial Englishの魅力

General Tutorial Englishはスピーキングに焦点を当てた、最大4名の少人数制レッスン。初級から上級プラスまでの6レベルに分かれ、独自に開発したテキストを使用して、全て英語で授業を行います。レッスン後には履修者専用サイト「Tutorial Site」でチューターからの評価を確認したり、復習課題を提出。また、Tutorial Site上にはリスニング教材もあるので、復習や自習に活用することもできます。

和気あいあいと行われるGeneral Tutorial Englishのレッスン

一部の学部では必修科目となっていますが、全学オープン科目なので選択科目としても履修可能(※)。1年からGeneral Tutorial Englishを続けて履修し、アイルランド留学から帰国した現在も上級クラスを選択履修している商学部4年の黒住健太郎さんに話を聞きました。

(※)選択科目として履修する場合は実験実習料が発生します。詳細は所属学部に確認してください。

TOEICスコアが500未満から855に大幅アップ、そして留学へ

General Tutorial English (上級)履修中
商学部 4年 黒住 健太郎(くろずみ・けんたろう)
<履修歴>2015年秋学期(1年):中級、2016年春学期(2年):準上級

――入学前の英語力について聞かせてください。

受験勉強を通じて読解力はある程度ついていましたが、リスニングと会話はほとんど勉強しておらず、外国人と接することにも苦手意識がありました。自分を試す意味で入学後にTOEICを受けたのですが、大学受験直後にもかかわらず500点取れなかったのでショックでしたね。今思えば、とにかく「読んで」「覚えて」という受験英語だけを勉強していた結果でした。

――General Tutorial English(以下GTE)を履修した理由、また、継続して履修している理由を教えてください。

1年のときに履修した理由は、商学部ではGTEが必修科目だったからです。たまたまレベル分けテスト(WeTEC)の結果が良かったため、中級クラスからのスタートとなりましたが、初めはチューターの先生が言っていることも「ん?」となることが多く、友人に助けてもらうこともありました。それでも、履修してみると意外に楽しくて、この科目なら自分の英会話力を伸ばせるのではないかと思い、その後も準上級、上級と履修し続けています。

――GTEの魅力や良いところはどこですか? 逆に何か改善してほしいところはありますか?

チュートリアル科目公式キャラクター「チュートリ先輩」

やはり少人数クラスというところが一番の魅力ですね。僕はとにかく会話力を伸ばしたかったので、人数が少ない分、英語を話せる機会が多いのが良いところです。チューターの目も行き届きやすく、かなりきめ細かいフィードバックをもらえるので、自分の強みや弱みを把握することができます。欲を言えば、発音やアクセントなど細かい部分に関してもっとビシビシ言ってもらえても、僕としてはいいくらいです(笑)。

――GTE以外に英会話スクールなど独自で英語の勉強をしていますか? またはしたことがありますか?

全くありません。一度だけ検討したことはありますが、料金的な面を含めて、大学にGTEがあるのにわざわざ英会話スクールで学ぶメリットがないと判断しました。現在は選択科目として履修しているのでお金が掛かっていますが、それでも英会話スクールに比べれば断然安いですし、修了すれば単位も取得できます。

――留学をしたことはありますか?

初めは英語に対する意識は高くありませんでしたが、GTEを履修したことで、海外の人とも積極的に交流していきたいという思いが強くなり、留学センターのプログラムで2018年3月までの半年間、アイルランドに留学しました。アイルランド人の英語はとても早口な上、アクセントも若干独特だったので、最初は聞き取るのに苦労しましたが、日を重ねるにつれて耳が慣れていきました。文化交流系のサークルに所属したことで、アイルランド人の友人もでき、帰国した今でも彼らとは英語でよく電話をしています。

(写真左)留学先のユニバーシティ・カレッジ・ダブリン。大学付属の語学学校で半年間学んだ
(写真右)語学学校のクラスメートと。大学の医学部に進む予定の中東系の学生が多かったという(前列中央が黒住さん)

――英語力がアップした実感はありますか?

カトリックの祭日「セント・パトリック・デー」は、クリスマス以上に盛り上がるイベント。アイルランドのシンボルカラーである緑色を身に付けて祝うのが伝統(後列左から3人目が黒住さん)

準上級クラスを修了した直後にTOEICを再受験したところ、855点取ることができたんです。TOEICのための勉強は特別していなかったのに、入学直後の受験から1年で300点以上伸びたので、自分でも驚きました。リーディングと比べてリスニングの方がスコアが高かったので、確実にGTEの成果だと思います。近々またTOEICを受験するので、留学の成果がどのくらい出るか楽しみです。

実生活では、もともと洋画や海外ドラマを見るのが好きなのですが、以前は全て吹き替えで見ていました。それが、だんだん吹き替えなしでも内容を理解できるようになってきたので、その点でも英語力がアップしたことを実感しますね。

また、僕はなぜかよく外国人に道を聞かれることが多いんです。これまでは身振り手振りでなんとか説明していましたが、今ではすらすらと案内できるようになりました。

――次学期以降もGTEを履修しようと思っていますか?

秋学期以降、GTE最上級クラスでもある上級プラスを履修したいと思っています。ネイティブに近いくらい話せる人が多く、かなりレベルが高いと話に聞いていますが、ぜひチャレンジしたいと思います。

 

【次回特集予告】6月25日(月)公開「障がい学生のキャリアセミナー特集」

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