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就活の進め方―内定学生が語るコツ―

社会科学部 5年 上田 昂 さん    株式会社野村総合研究所 内定

年が明け、就職活動に対して漠然とした不安を抱いている就活生もいるのではないでしょうか。自己分析って何をすればいいの? 選考を受けるにあたって気を付けるべきことは?など、いろいろな疑問があると思います。

では、皆さんの先輩はどのように就職活動に臨んだのでしょうか? 就職活動を終えた先輩へ、納得のいく就職活動を進めるために意識すべきポイントを聞いてみました。

自己分析について

まずは、就職活動をするにあたってよく耳にする「自己分析」についてです。ここでは、私が実践した方法を例にしながら紹介したいと思います。

私は、自分自身の過去や行動、価値観に対して、ひたすら「なぜ?」「どういうこと?」と投げ掛けて突き詰める手法を用いました。それこそ、「なぜ、自己分析をするか?」についても考えながら進めていきました。

何に対してその手法を用いて分析をしたかというと、次の2種類に大きく分けられます。

  1. 自分が過去に行った選択
  2. 自分が好きだと感じること、嫌いだと感じること

これらの事柄に対して、「なぜ?」「どういうこと?」と問いを投げ掛け続けました。時間をかけて突き詰めたことで、面接などで自分のことを聞かれて答えるときに、「○○な経験や原体験があるからこのように思うんだ」と自信を持って話せるようになりました。

この自己分析の手法を用いて良かったと思うのは、以下の2点です。

  • 自分のことを聞かれる際に、自身がある程度納得した状態で話せるようになったこと
  • 自分自身の行動の理由や意図を論理的に考える癖がついたこと

自己分析の手法は人それぞれであり、答えはないと思いますが、方法が分からない際などに参考にしていただければ幸いです。

エントリーについて

さて、就職活動をするにあたって、志望する企業の採用試験を受けるために必要となるのが、本エントリーです。そこで主に必要となる、エントリーシート(ES)と筆記試験について紹介します。

1エントリーシート(ES)

主に本エントリーに必要なものの一つが、ESの提出です。採用試験において、面接の際に活用されるツールの一つで、「志望理由」や「学生時代に注力したこと」などについて書いていくことが多いです。それも、〇〇字以内、といった限られた分量で書いていかなければなりません。さらに、企業によって締め切りが設けられています。何社もエントリーを進める中で、締め切りに遅れないように提出する必要があります。

この過程では締め切り納得するES作成を意識した「スケジュール管理」が大切になってきます〔私の失敗談でもあります(笑)〕。締め切りまでに出さなければ、採用試験を受けることすらできません。また、提出しても面接にたどり着けない可能性もあります。それゆえに、納得して書いたESを、決められた締め切りまでに提出するための計画を立てる必要がありました。納得して書くことを強調するのは、万が一、書類選考落ちになったとしても諦めがつくだろう、と考えたからです。

私の場合、締め切りまでには間に合ったのですが、立てたスケジュールに対して遅れが生じ、ギリギリになることがあったため、精神衛生上あまり良くなかったな、という反省があります。皆さんが、私のような失敗を避ける一助となればと思い、紹介しました。

2筆記試験

もう一つ、本エントリーにおいて課されることが多かったのが、筆記試験です。確率や集合といった数学のような内容から、語彙(ごい)や現代文読解のような国語、英文などがありました。それぞれ、かつて高校生のときに解いたことがあるような内容でしたが、中には、「あれ、この問題ってどういう風に解くんだっけ?」と固まったこともありました。そのため、時間のあるときに対策を進めていました。

私は、「どんなにESに熱を入れても、筆記試験で落ちたらもったいない」と思っていました。対策すればおおかた問題がない筆記試験が足を引っ張って、頑張って書いたESが無駄になったら悔しいと思いませんか? 忙しくないうちに、勉強しておくことをオススメします。

面接練習について

皆さんはこれまで、面接を経験したことがあるでしょうか? 経験したことがある方も、入試や資格試験、アルバイト応募時などの限られた場面であり、日常生活ではあまりないと思います。そんな面接ですが、緊張の度合いなどは「慣れ」によって克服できる点も多いことでしょう。

それゆえに、自己分析も進み、どんな業界を受けようかまとまってきた人は、思い切って面接練習をしてみましょう。他の人に突っ込んでもらい、自分の考えを言語化することで、思わぬ発見があるかもしれません。また、こうした面接対策をより意義のあるものにするためにも、早めの自己分析やESの準備が必要となってくるのです。自分が考える志望動機や自己分析で抽出したことが、客観的にも筋が通っているかどうかを見てもらいましょう。

私の場合は、大学のキャリアセンターに通って模擬面接をしてもらい、意見をいただきました。「どんな風に質問をされたら、答えづらいか」や「こういう話の組み方では、会話の相手に伝わりづらいな」などについて考え、ブラッシュアップするのに役立ちました。

15分、30分、1時間、20秒…、面接の時間はさまざまですが、限られた時間の中で自分のことを知ってもらい、自分をアピールしなければならない点は共通しています。悔いを残さないためにも、万全の準備をして面接に臨んでください。

終わりに

自己分析、本エントリー、面接練習など、私が就職活動において経験して感じたことをご紹介しました。就職活動を控えた早大生の役に立てれば大変うれしく思います。皆さんが「納得のいく就職活動」を進められるよう祈っています。

キャリアセンター主催の1月~4月(冬ターム)の就職支援行事の一覧はこちらです。
実践的な面接対策講座、面接体験講座も有効に活用してください。

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