Waseda Weekly早稲田ウィークリー

キャリアコンパス

~東ティモールから早稲田へ~満員電車の中でも穏やかな日本人に驚き

2002年独立の新しい国から留学

社会科学部 2年
アラウジョ・ドス・サントス パルミラ

皆さんは東ティモールという国を知っていますか? インドネシアとオーストラリアの近くに位置する私の母国・東ティモール民主共和国は、2002年に独立したばかりの新しい国です。独立以降とても平和で、エキサイティングな観光地としても知られています。まだそれほど観光によって汚されていない豊かな文化と美しい海岸が自慢です。いまだにポルトガルやインドネシアの影響を受けているところもありますが、もし皆さんの中にトロピカルな冒険先を探している人がいたら、東ティモールはぴったりです!

私は日本に来る前、家の近くにあったセント・ラファエロ・センターという教会の施設で、2013年から日本語学習コースを受講していました。日本語を教えてくれたのは、施設にいた日本人のキリスト教のシスターです。このコースを通じて日本人の友人と知り合い、彼らの生き方や歴史、文化など、さまざまなことを学びました。

東ティモールで日本語学習コースを受講していた仲間と(左端が筆者)

日本で勉強することは、私にとって大きな夢でした。一番の理由は、日本語という言語が好きだったからです。特に日本語の響きがとても好きです。現在は社会科学部の英語学位プログラム「現代日本学プログラム(CJSP)」で、人文学に関する勉強や複雑な社会問題の分析方法、日本の過去と現代の思想などを総合的に学んでいます。とにかく日本の文化や歴史に興味を持っているので、早稲田大学で勉強できて毎日とても充実しています。

日本人は、これまで会った人々の中で最も礼儀正しく、親切な人たちばかりです。例えば、日本で財布や傘を落としたら、拾った人は走って届けてくれます。どんなに落とした人の足が速くても、どんなに遠くまで行ってしまっていても、彼らは落とした本人か交番に届けてくれます。本当に優しい人たちが多いです。

東ティモールで知り合った日本人の友人が早稲田に来てくれたことも(中央が筆者)

また、日本は世界の中で安全な国としても知られ、このことは、両親が私の外国行きを許してくれた理由の一つでもあります。私が留学先を検討する中でも、「安全」が最大の決め手になりました。身の危険を心配することなく、日本の各地へ遊びに行くことができるのはうれしいです。この留学を通して、日本はとても素晴らしい国であると確信しています。

私の夢は、母国の発展に貢献するために、自分が勉強している分野の指導者になることです。例えば、東ティモールでセミナーやディベートなどを行い、若者がグローバルな問題に対する知識を身に付けられるよう、手伝いたいと思っています。そして、もう一つの夢は、将来、東ティモールと日本、二つの国の橋渡しをしたいということです。私が日本で得た知識を東ティモールで共有し、母国の人たちを何かしら助けることができるようになりたいと思います。日本の良いところを学んで国づくりに役立たせることは、国際的なコミュニティーの一員となる上で、母国・東ティモールを助けてくれるに違いありません。

東ティモールの美しい海

~日本に来て驚いたこと~

筑波山で行われたイベントにて(左端が筆者)

日本人の友達と茨城県の筑波山で行われる有名なイベントに行った日のことです。私たちが電車に乗ろうとしたとき、既に車内は大勢の人であふれていました。私は「こんなに人が多かったら乗れないだろうな…」と思っていましたが、人の波に乗って満員電車に乗ることができました。しかも、私たちの後にもさらに30人ほどの人たちが乗ってきたのです。そうした中で驚いたのが、他の人と押し合うほど混み合っている電車なのに、なんて日本の人たちは平和で穏やかなんだろうということです。満員電車に揺られながらも、みんなそれぞれ友達と普通に会話を続けていて、とても驚きました。

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