Student Participation and Job Center (SJC)早稲田大学 学生参画・ジョブセンター

News

2020年度ワセ会議の実施報告と提案の進捗について

2020年11月21日(土)に行われた「ワセ会議」についてご報告します。

「ワセ会議」とは、学生の皆さんが日頃感じている「悩み・不安」を吸い上げ、それに対する解決策を提案してもらい、早稲田大学学生参画・ジョブセンター(以下、SJC)が大学に届ける企画のことです。

今回は「新型コロナウイルス感染症感染拡大に対する大学の施策」をテーマに開催し、4つの解決策が提案されました。まずは12月15日(火)の学生参画運営委員会(以下、SPEC)で一足先に承認され、実現に向けて踏み出した1案について、進捗をご報告します。

企画名 学期末授業アンケートへの追加項目設置
目的 次年度の授業形態決定の場に学生の声を届けること。
背景 授業形態は対面形式が理想だという声がある一方、必ずしも全ての授業を対面形式で実施することが学生の利益になるとは限らない。なぜなら、オンラインで開講しているからこそ学生の自主的な学びが促進され、高い満足度を得ている授業もあるからだ。しかし、授業形態決定の場に学生の声を反映させる仕組みはなく、どのように授業形態が決定されているか不透明であることが、大学の対応に対する学生の不信感につながっている。
提案内容 学期末授業アンケートに次年度の授業形態に関するアンケート項目を追加する。
<時期>
2021年度以降、毎学期末
<質問項目>
①今学期の当該授業の授業形態は満足であったか。(5段階評価)また、その理由は。
②次年度の当該授業はどの授業形態で行うべきか。(選択式:対面/リアルタイム配信/オンデマンド/課題提示/いずれかを併用)また、その理由は。
③他の授業で良いと感じた授業方法は。
関係箇所 ・早稲田大学 教務部 教育企画課
・早稲田大学 大学総合研究センター
進捗状況 SPECにて承認された後、関係箇所に提案したところ、以下の回答が得られた。
・2021年度の授業アンケートについては既に内容が決定しているため反映することは難しいが、2022年度の授業アンケートの設問を検討する会議のメンバーに提案内容を伝える。

2022年度の授業アンケートの内容が決定された際に、この提案がどうなったのか、再度お知らせいたします。
ご提案いただいた皆様ありがとうございました。

続いて、同SPEC内で協議した1案についてご報告いたします。

企画名 学生の繋がり創出
目的 新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴って孤立しがちな学生に、交流の機会を与え、学生同士の繋がりを創出すること。
背景 今年度は、多くの団体が学生同士の交流を目的としたオンラインイベントを実施した。しかし、「似たようなオンラインイベントが複数あり、学生が把握しきれず、埋もれてしまうものがある」、「様々な団体がイベントを行っているということは、一つひとつのイベントにそれぞれの団体に応じた明確な目的が求められているような気がして、敷居の高さを感じる」、「出会いの偶然性がない」といった悩みが寄せられた。気軽な参加を求めていたにも関わらず、学生が参加しづらい状況を作っていたといえる。また、参加学生が分散することで各イベントの参加人数が少なくなり、目的としていた学生同士の繋がりが生まれにくい結果となった。
提案内容 ①各団体が現在開催している、学生同士の交流を目的としたオンラインイベントを統合する。
②各団体主催のオンラインイベントの情報を一ヵ所にまとめて掲載する場を作る。
関係箇所 以下、SPEC構成員の参加団体
・学生参画・ジョブセンター(SJC)学生スタッフ
・キャンパスツアーガイド
・障がい学生支援室有償ボランティア
・国際学生寮WISH RA(レジデント・アシスタント)
・ICC学生スタッフリーダー
・こうはいナビ学生スタッフ
・学生留学アドバイザー
・学生早健委員会委員
・GSセンター学生スタッフ
・ポータルオフィス学生スタッフ
・WAVOC学生スタッフ
進捗状況 SPEC内で協議した結果、以下の通り①、②ともに棄却された。

①について
既に似たようなイベントがいくつもある中で、新たにイベントを打ち出したところで、参加学生からすれば違いが判らず、根本解決には至らない、とのことから提案は棄却された。
②について
学内のイベント情報をまとめて掲載する場として「杜の掲示板」(※1)という媒体がすでに存在するため、提案は棄却された。

以上の結果を踏まえ、さらに協議を重ねた結果、以下の通り新たな解決策を立案し、実施に向けて調整を進めている。

[目的]
・似たようなイベントの乱立の防止
・広報体制の強化
[背景]
・現状、SPECの会議の開催は年3回に限られており、SPEC内でも各団体の活動状況を把握できていない。
・広報体制が各団体毎にバラバラでまとまりがなく、効果的な広報体制が敷かれていない。
[内容]
Slack等の情報共有ツールを利用し、お互いの活動状況の共有や協力の要請等をリアルタイムに実施できるようにする。

※1「杜の掲示板」
Webマガジン『早稲田ウィークリー』が運用するイベントカレンダー。
早稲田大学のさまざまな団体や公認サークルのイベント情報を確認できるだけでなく、自分の興味のあるイベントを個人のGoogleカレンダーへ直接追加することや、参加費や運営者への連絡先などの詳細を確認することもできる。
「杜の掲示板」は以下のリンクから確認できる。

杜の掲示板


最後に、残りの2案についてご報告します。

「北九州キャンパスの認知度向上」と「大学の対面授業再開のガイドラインの策定経緯、基準の透明化」を、3月開催のSPECで提案することを目指し、現在企画のブラッシュアップを実施しています。

今後も進捗があり次第、発信していく予定です。続報をお待ちください。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/sjc/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる