今回のテーマ
SJCでは毎年2回、早稲田大学の学生を対象に日々の学生生活で感じている課題をあげ、解決策を話し合う「ワセ会議」というイベントを行っています。2022年度の第1回は6月24日(金)5限に開催いたしました。今回、イベントの開催が総長選挙と重なる時期だったため、主に現総長の任期(2018年〜2022年)の間に行われた政策をもとに「今後の早稲田大学に必要な政策」をテーマとしてディスカッションを行いました。
当日の様子
今回は久々の対面での実施でした。学部・学年を超えてグループごとに分かれて話し合いを行い、意見をまとめて発表し合いました。参加者同士の交流も深まり、たくさんの参加者から「満足した」「また参加したい」といった声が聞かれました。
当日出た意見
当日のディスカッションでは以下の9つの意見が出ました。
- 授業期間中は必修授業が多く、興味のある授業が受けられないため夏季集中科目のオンデマンド科目を増やす
- 15週目にテストが集中すると、その時期の通常授業に対応できないため、テストかレポートのみを課す期間を設ける。代わりに1週目のガイダンスを廃止する。
- 学食のレパートリーを増やすためアンケートを行い、生協に結果を伝達する。
- オンライン授業での教員側のトラブルを減らすためトラブル一覧を配布する。
- Learn AnywhereやSupport Anywhereの知名度が低く活用できないため、授業内での説明、入学前の周知徹底に努める。
- キャンパス内の規制緩和のため、SJCから各箇所に声かけを行う。
- 大学の公式サイトにある現在の規制の危機レベルが数値のみの表記であるため、具体的にどの程度規制が緩和しているのか明らかにする。
- Wspaceの予約やMoodleなど、学生生活で頻繁に使用するサイトが混在していて利用に手間がかかることがあるため、大学の公式LINEを作成しそれぞれのページに飛べるようなシステムを作る。
- 就職活動の面接用の個室スペース確保のため、空いているWspaceのグループ利用のみ可能な部屋を個人でも借りられるようにする。また、空き教室も予約制にして利用できるようにする。
3は7月に開催されたSPEC(学生参画運営委員会)の会議に提出し、実現に向けて動くことが決定しました。
2については影響の範囲が大きすぎるため、4については既に教員側へのサポートが充実しているため、今回は実現を見送ることになりました。
その他の意見についてはSJCで協議中です。続報をお待ちください。