11月7日の早朝、私たち早稲田大学国際学生寮WISHの寮生は中野中学校を訪れ,各々の出身地を紹介する授業を行いました。今年は、アメリカ、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイの6つの国と地域について説明しました。私たちは授業を通じ中学生と交流し、自身が暮らした国や地域の文化や伝統行事を様々な体験談と合わせながら伝えました。
私たちは、発表1ヶ月前から準備を行いました。大学の課題や行事などで忙しい中、私たちは諦めず一生懸命プレゼンテーション作りや、ビジュアルの作成など様々な作業に長い時間を費やしました。中には、一人で発表するため、二人で行う作業を一人で全部やった人もいました。また、レジデンスセンターの職員にも協力していただき、本番のリハーサルなどを行いフィードバックをもらいました。そこで授業を行う上で重要なポイントも教えてもらいながら、直前まで生徒たちに楽しんで授業を受けてもらえるよう最大限準備をしました。それにもかかわらず、中学生に教える経験がなかった私たちは、上手く授業を進められるか不安で一杯でした。
授業当日もこの不安は消えることがなく、生徒ではなく教師としての立場で授業に出ることに好奇心を抱いていた一方、物事が予想通りに進むのか心配でした。しかし、中野中学校の生徒や先生方、そして校長先生から温かいお言葉をいただき、緊張していた私たちは嘘のように元気を取りもどし授業にもリラックスして臨めました。そして驚くことに、生徒たちは事前に私たちの出身地について調べてくれていたので、授業もスムーズに進みました。生徒たちは終始協力的で、質問や問いかけいへの反応もよく、アクティビティーにも熱心に参加してくれました。そのおかげで、私たち自身も楽しんで生徒たちに世界の国や地域について紹介することができました。
-
- United States of America
-
- Thailand
-
- Taiwan
-
- Singapore/Malaysia
-
- South Korea
-
- South Korea
私たちはこの経験を通じて、色々なことを学ぶことができました。生徒たちに教えることで、私たちも、日本に長年住んでいないとわからない新しい一面を学ぶことができとても興味深かったです。また、生徒たちが笑顔で授業を受ける姿が見ることができ、達成感も得られました。最後に、今回このような貴重な機会を与えてくださった全ての方に感謝したいです。
(T.Y.)
