私たち早稲田大学の留学生は国際学生寮WISHのすぐ隣にある中野区立中野中学校で1日限定のゲストティーチャーを務めさせていただきました。私たちは国や地域別にグループに分かれ、中学3年生のそれぞれのクラスに教えに行きました。
私はタイとインドネシアのチームとして発表しました。初めに、タイ出身のチームメイトがプレゼンテーションをしました。彼はタイの基本情報、食べ物、観光スポット、動物、文化やその他さまざまなことについて語りました。その発表に、私も含め生徒の皆さんは高い関心を示していました。その中でもタイのニューハーフについてのクイズが好評でした。初めてタイのニューハーフの写真を見せたとき、その場にいる全員が写真に写っている人が「女性」だと確信していましたが、その人は実は「男性」でした。
次に、インドネシア出身の私は、もう1人のパートナーと一緒にインドネシアについてのプレゼンテーションをしました。まず「アンパーアンパーピサン」というインドネシアの伝統ゲームでアイスブレークをしました。生徒の皆さんがとても楽しく遊んでいました。私たちの予想以上に生徒たちが積極的に参加してくれました。そして、勝利したチームにはインドネシアからのお土産、ジンジャーティーを景品としてプレゼントしました。それが終わると私たちはインドネシアの挨拶、基本情報、観光スポット、食べ物、楽器やその他いろいろな紹介をしました。時間が足りず、急いでクイズや質問コーナーに移ったのですが、すべての質問にきっちり答えられなかったのは残念でした。
- スペイン・フランスチーム
- アメリカチーム
- ドイツ・オランダチーム
今回、ゲストティーチャーとして教壇に立てたことはとても良い経験になりました。最後に生徒の皆さんと一緒に集合写真を撮ったのですが、紹介するために持参したインドネシアの伝統的な服を着て写真を撮ってくれた子もいて、興味を示してくれたことが本当にうれしかったです。
- 韓国・台湾チーム
- ベラルーシチーム
- インドネシア・タイチーム
このイベントを通して、私たちはさまざまなことを学びました。実は今回、私にとって初めて日本語で行ったプレゼンテーションでした。私の日本語レベルは未熟で、いろいろな文法や発音のミスもありましたが、生徒たちがよく理解してくれて良かったです。プレゼンテーション資料を作る中で新たな発見もあり、私自身も母国への理解を深めることができました。なにより、私たちチームメンバーもこのイベントから学んだことも多く、とても楽しく充実した1日でした。また機会があればぜひ参加したいです。
文化構想学部 1年 L.S.