「日本の小学生はどんな学校生活を送っているのだろう」という好奇心から私は今回の国際交流イベントに参加しました。塔山小学校の5年生が私たち留学生のために、日本文化紹介プレゼンテーションをしてくれ、その後給食を一緒に食べるという交流会でした。
小学生たちのプレゼンテーションは、私たちのために一生懸命準備してくれたということがとても伝わるもので、とてもうれしかったです。一番初めに行われた日本文化紹介コーナーでは、柔道や空手など日本武道の実演をしてくれたり、実際に道着の生地を使って説明してくれました。今まで知らなかった日本文化について、たくさん学ぶことができました。
日本に関する豆知識クイズは、とても難しく、私は1回も正解することができませんでした。日本の伝統的な遊びについても楽しく紹介してくれました。彼ら5年生の小学生たちにとっては、よく知られている「福笑い」や「こま」なども、私にとっては初めての遊びでした。
小学生たちが5分間で一から遊び方を丁寧に説明してくれ、私たちと「どうやったら一緒に楽しむことができるだろうか」と考えてくれたことに私はとても感動しました。うまくできなかった時は、元気よく私たちを励ましてくれ、私たちが理解しやすいように、ジェスチャーなどを取り入れて、さまざまな工夫をして伝えようとしてくれました。
交流会の最後には一緒に給食を食べながらいろいろな話をしました。私たちのグループは、日本と台湾の学校の違いについて話をしました。台湾の学校では、昼食後に昼寝をすることを伝えたら、小学生のみんなはそれぞれ自分の意見を言ってくれました。「私も台湾みたいにお昼寝したい!」「給食後に軽く運動をする日本の方が、体によさそう」などの率直な意見がたくさん出ていて、とてもかわいく思いました。
日本に来てから、日本人の友達ができ、文化交流はしているつもりでいましたが、今回のような日本人にとって当たり前のように体験してきた伝統文化や子どもの時に当たり前のように遊んでいた伝統遊びを体験する機会は、これまでなかったことに気が付きました。この交流会は私にとってかけがえのない経験になりました。
国際教養学部 2年 C.H.