12月20日(火)、WISHの寮生6名で、中野区立平和の森小学校の国際交流の授業にお邪魔させていただきました。私はこの交流イベントは、参加する以前からとても楽しみにしていました。参加者募集のお知らせを見た瞬間、日本の小学校に遊びに行ける! と思い、すぐに応募しました。

小学生たちによる日本文化についての発表を聞きました
私は台湾と日本のハーフで、実は大学まで”日本の学校”に通ったことがありません。そのため、ないものねだりで、幼い頃から日本の小学校や中学高校に憧れを抱いていたのです。1回でいいから通ってみたいなという気持ちがありながら、あっという間に大学生になっていました。
当日、教室に入る前から、小学生たちが元気に遠くから手を振ってくれていました。教室に入ったとたん、にぎやかになり、早速皆が順々にグループに分かれて日本文化について私たちに紹介してくれました。私は日本語を話すことはできますが、やはり海外に長く住んでいたため、知らないことや、初めて知ったことが多々ありました。
各グループがプレゼンテーションを行い、神社の作法から、和食、武士道、そして富士山についてまで、さまざまなテーマについて発表をしてくれました。各自それぞれがしっかりと調査をして、模造紙に調べたことを書いてポスターを作っていて、中には質問タイムまで設けているグループもあり、大変感心しました。

皆で食べる給食、とても美味しかった!
授業の後は、一緒に給食をいただきました。僕が台湾で住んでいた町では、給食には必ずフルーツが付いてくるのが一般的でしたが、日本ではミルクが代わりに付いてくると知り驚きました。
給食を食べながらも、小学生たちは台湾についてのことや、日本との違いについて、さまざまな質問をしてくれ、あっという間に時間が過ぎていきました。小学生に教わることがたくさんあり、とても楽しく過ごすことができました。
今回のプログラムは、日本の学校に通ったことのない僕にとって、とても貴重な経験になりました。普段身の回りのことでも、意外と日本について知らないということに気付かされました。これからは、日頃からもっと意識をして、もう少し日本について詳しくなりたいと思っています。
SILS 1st year, T. M.

小学校の入り口で