Organization for University Research Initiatives早稲田大学 重点領域研究機構

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私立大学研究ブランディング事業 鎌田薫総長 挨拶

総長・鎌田薫

本学は建学の教旨である「学問の独立」「学問の活用」、「模範国民の造就」に基づいて2012年に20年後の早稲田大学創立150周年のあるべき姿を想定して、13の核心戦略よりなる中長期計画「Waseda Vision 150」を策定しました。

その核心戦略「新たな教育・研究分野への挑戦」において、「新しい知の領域を開拓し人類の行くべき先を指し示すことは、学問の府としての大学の重要な使命である。総合大学としての文理融合型研究を推進し、新たな形で食と農、健康・医療、超高齢社会、安心安全社会等の教育・研究に挑戦する」と宣言し、研究院重点領域研究機構において、医・理・工・社会科学連携のプロジェクト研究を推進してきました。

2013年度に「アクティブ・エイジング研究所」、2014年度には、「持続型食・農・バイオ研究所」、2015年度には「医学を基礎とするまちづくり研究所」と「医療レギュラトリ―サイエンス研究所」を設立、2017年度には「医療フロンティア研究グループ」と「国際時間栄養学研究グループ」をWABIOS(後述)内に立ち上げ、理工、人間科学、スポーツ科学、政治経済学、法学各学術院の教員が協働して研究を展開しています。

この他、「先端科学・健康医療融合研究機構」(ASMeW)と「早稲田大学先端生命医科学センター」(TWIns)の研究設備の整備、「生命理工学専攻」設置(2000年)、「生命医科学科・専攻」設置(2007年)、東京女子医科大学との共同大学院である「共同先端生命医科学専攻」、東京農工大学との共同大学院である「共同先進健康科学専攻」をそれぞれ設置(2010年)するなど、本学は今世紀初頭以来、生命科学、健康スポーツ科学、医療・福祉、これらに関連する社会科学・人文科学分野を強化してきました。さらに、レギュラトリーサイエンスという医療の社会実装の根幹となる分野での実績も積みあがっています

本提案では、本学がこれまでに整備してきたこれらの研究・教育拠点の科学的成果と研究力を社会デザインの実践に活用し、そのフィードバックを元に早稲田らしく社会制度改革の提案にまで踏み込むことができるものにしたいと考えます。

また、本学は国際的な教育・研究連携を広く展開しており、本事業においても国内大学唯一の海外研究拠点である「早稲田バイオサイエンスシンガポール研究所」(WABIOS)を活用し、シンガポールで疫学研究を国際展開し、また在シンガポール研究機関と連携して診断技術開発を行い、国際研究大学としてのプレゼンスを高めていくことも目指します。

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