1月17日(土)にオオムラサキ越冬幼虫調査を実施しました。
穏やかな冬晴れの中、8名の参加者の方と学生・調査室スタッフで調査を行いました。
最初にオオムラサキの生態や実際の調査のやり方について講義を受けた後、参加者全員でB地区にある3本のエノキの下に集まり調査を行いました。
オオムラサキやゴマダラチョウの幼虫は、冬季に食樹であるエノキの根本に降り、落ち葉に張り付いて越冬します。今回は3本のエノキの調査木を方角ごとに区分けをして手作業で調査を行いました。調査木の根本の落ち葉を区画ごとに集めて、落ち葉に幼虫がついていないかを一枚一枚確認しました。

落ち葉についた幼虫を見つけようと、参加者同士で助け合いながら調査を行うことができました。
越冬している幼虫が見つかると、オオムラサキかゴマダラチョウか、外来種のアカボシゴマダラかを判別して、大きさを計測しました。見分けがつきにくい個体もありましたが、見本と見比べながら参加者の方ご自身の目で確認されていました。

背中に突起が4対あって、尾端の裂け目が開いているのがオオムラサキの幼虫です。
比較的小さな落ち葉にも張り付いていました。

背中の突起が3対になっているのが、ゴマダラチョウの幼虫です。

なかなか幼虫が見つからない区画もありましたが、参加者の皆様は根気強く落ち葉を確認され、オオムラサキが見つかると歓声が上がりました。
最終的に見つかった数は、オオムラサキが6匹、ゴマダラチョウが29匹、アカボシゴマダラは今回の調査では確認できませんでした。
普段は見過ごしてしまうエノキの下の小さな生命を今回の調査で見つけることができました。
オオムラサキ越冬幼虫調査にご協力いただいた参加者の皆様、誠にありがとうございました。
人間科学部・1年・齋藤央武

