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WAGASHI 和菓子作りを通して秋を感じよう! ICC ジャパニーズ・カルチャー・イベント 参加者レポート            

法学部 大澤百恵

昔から和菓子が大好きでしたが、作った経験が無かったため、とても面白そうだと思い応募しました。また、和菓子作り体験を通して新しい友人とも出会いたかったので、参加できると分かった時はすごく嬉しかったです。 

 

当日会場に行くと、すでにたくさんの人がいて、明るく話しやすい雰囲気でした。私のテーブルは私を含めてシャイな人が多く、なかなか話を始められなかったのですが、一人の方が「私達氷みたいに固まっちゃって、アイスブレイクどころじゃないね!」と冗談を言ってくれたおかげで、イベント開始前でも会話を楽しむことができました。最初の緊張が嘘のように盛り上がったので、自分でも驚きでした。 

 

和菓子作り体験は、職人さんの講義からはじまりました。今までただおいしいと食べていた練りきりに、様々な願いや四季を表現するための工夫が込められていると学ぶことはとても感慨深かったです。青の色素さえも天然のものを使用しているそうで、季節を見た目で表現するだけでなく、作るプロセスから自然の恵みを大切にしていることを感じました。これから、誰かに練りきりを手土産として持っていくときには、意味まで大切にして選べそうです。 

 

実際に練りきりを作るのは、やはり難しかったですがとても楽しい経験でした。職人の方の説明を聞いてデモンストレーションを見ている間は簡単そうに思えましたが、餡に粘り気があって丸くするのも平たくするのも難しかったです。同じテーブルの人と「手のひらを使うんだよ」「もっと優しく~」など職人の方のアドバイスを参考にしながら頑張って菊の花の練りきりを作っていきました。 

 

一番面白かったのは、湿らせた布巾で菊の花びらの模様をつける作業です。成型した餡を布巾でぎゅっと包んで花びらのような跡をつけるのですが、強すぎるとつぶれて中身が出てきてしまうし、弱すぎると模様が付きません。職人さんの感覚の鋭さを実感した場面でした。また、同じ材料・道具を使っているはずなのに、出来上がった菊の花はみんなそれぞれ形が違うのも面白かったです。出来上がった練りきりのおいしさはひとしおでした!

 

初対面の人と一緒に何かをするということで身構えていきましたが、あっという間に打ち解けて、一緒に協力しながら楽しい経験ができました。また機会があれば、ぜひ参加したいと思います! 

 

 

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