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秋の伊豆は、きれいな海と青空に囲まれている。早稲田から伊豆に向かうバスには日本人、中国人、韓国人それぞれ12人、ICCスタッフをあわせて約40人の日中韓ホンネ交流キャンプ参加者メンバー。あまり知り合いがいなかったけど、美しい景色を見ながら、最初の不安の気持ちが癒された。
今回のホンネ交流キャンプに参加して、本当によかった!
これは、キャンプの三日間で、一番よく聞いた言葉だ。最初のアイスブレイクゲームから最後のグループディスカッションまで、みんなお互いの名前を覚え、学生生活やキャリア選択や恋愛問題など幅広い話題について話し合い、コミュニケーションをとった。このような交流は、他人に自分の考えを伝えることだけでなく、自分自身にとっても、今までの経験を基に考えをきちんとまとめるチャンスだったと思う。
アクティビティごとにグループのメンバーがいつも変わって、人々からいろいろなことについて教わり、勉強になった。一番面白かったのは、お互いの国や文化に関する素朴な疑問をぶつけあい、順番にホンネで答えていくというグループディスカッションだ。このトークを通して、自分が知っている情報は百パーセント事実ではないことに気がついた。最後の夜のフリーディスカッションでは、みんな自分が関心を持っているテーマごとに集まり、長時間話し合った。とても盛り上がったおかげで、元々は 2時間の予定だったが、結局、徹夜で話したメンバーも何人もいた。
温泉、海とビーチを満喫
話し疲れた時は、宿の新鮮な海鮮料理と温かい温泉に癒された。泊まった旅館は伝統的な日本建築で、部屋も和室だった。フリータイムには各自の部屋で中国語勉強会や韓国語勉強会や韓国ダンス交流会などもやった。一日中楽しくて充実した時間を過ごした。
旅館内だけでなく、近くのビーチでゲームや朝のラジオ体操も行った。最後の朝は、韓国式のラジオ体操をしたが、その後韓国の留学生達がガンナムSTYLEのダンスを披露してくれ、みんなで拍手をして気持ちの良い一日を迎えた。
コミューニケションは、絶対不可欠!
最終日のまとめで、各グループでこの三日間の感想を話し合ってから発表した。共通していたのは、今回のホンネキャンプを行ったICCスタッフへの感謝と、これから、三ヵ国の学生達のコミュニケーションが絶対に不可欠だということだった。
例えば、中国と韓国の学生が日本に来て日本語を勉強すれば、日本の社会を理解することができ、母国の人に真実を伝えることができると思う。これは、留学生達が母国の学生に対して持つメリットであると同時に、留学生の責任でもある。一方、日本の学生達は誤解を招かぬように日本のことをちゃんと説明することが必要である。
現在、世界のグローバル化が発展すると共に、東アジアの日本、中国、韓国三ヵ国間の交流も益々重要になる。キャンプに参加したみんながもう一つ、共通して感じたことは、自身の視野が広い人は、とりわけ留学経験がある人、異文化コミュニケーションを上手に図ることの出来る人だということだ。そのため、留学経験の有無に関わらず、早稲田の国際的な雰囲気を有効に使って、外国の留学生と積極的に交流することはとても大切だ。今回のキャンプに参加して、自分自身の留学生活の中で視野の開拓にとっても役立った、非常に貴重な経験となった。