Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

その他

ICCで働いてみたい早大生へ ICC学生スタッフ卒業レポート

ユウキ
国際教養学部
ICC学生スタッフリーダー
2021年6月~2024年1月在籍

異文化交流の機会づくりに情熱を捧げた先輩のことば

ICC(異文化交流センター)に目を向けてくれてありがとうございます。

主にICCに関わってみたいと思ってくれている人が見てくれていると思います。

入る前にこの組織のことを正確に理解するなんて、本当に難しい話ですよね。なんとなく、海外出身の学生の支援?国際交流サークルっぽい?団体?のように一般的には理解されていると思いますが、もっとパーソナルな視点からICCで働く魅力を知りたい人も多いのではないでしょうか?

このWebページを通して、そんな早大生に少しでも自分の経験、自分が感じたICCの魅力を届けたいと思います。

志望:大好きな早稲田に自分なりの価値を

そもそも、どうして私がICCで働きたいと思い至ったかを知りたいですよね。包み隠さず明かします。

東西古今の文化のうしほ 一つに渦巻く大島国の 大なる使命を担いて立てる

引用:早稲田大学 校歌

日本生まれ日本育ちでしたが、将来は海外で異文化の中で活躍したいとずっと思っていた私は、「大学も国際性あふれる、ある意味カオスなキャンパスがいいな」と考えていました。上の校歌の一節にも表されているように、早稲田が日本で最も国際性豊かな大学であることは入学前から知っていましたし、そんな大学に身を置くことを願っていました。そして当初は、ICCのイベントに「参加する側」として関わろうと考えていました。

無事入学できたはいいものの、早速思わぬアクシデントが起こります。コロナ禍でまさかのオンライン生活、ずっと家に籠って地元で授業を受ける日々…こんなはずじゃなかったとかなり落ち込んだのを今でも覚えています。しかし、この出来事こそ私がICC学生スタッフになったきっかけだったな、と今では感じています。

私と同じように、「もっと留学生と話したい!」「外国語の習得にチャレンジしたい!」、留学生なら「日本のことをもっと知りたい」と感じる早大生はいるのではないか。でもコロナ禍で学生生活が様変わりして、交流する機会が減ってしまった。そんな人たちのために自分にもできることはあるはず!と強く思ったことが、「異文化交流機会をコーディネートする立場」を希望した理由でした。海外に興味がある、もっと多くの学生と交流したいという人にとって魅力的なICCになるように、そして早稲田のキャンパスがより多様性あふれる場所になるように、皆の交流機会の提供や異文化を感じとれる環境づくりに力を尽くす!という決意が自分の原点でした。

今では対面での交流機会も増えてきていますし、私がICCに入る前とは状況が異なると思います。それでも学生スタッフとして働くうえで「なぜ自分が異文化交流機会を創り出したいのか」をはっきり言えるかは、いつになっても変わらないことですし、学生スタッフに求められるひとつの要素だとも考えます。

挑戦:イベント企画・運営を通して得た「自分」

私のICC生活を一言で表すと「新しさと挑戦」だと個人的に思っています。

私は約2年間で3つのイベントを主催しましたが、以下のように、どれも自分で考え抜いた「新たな価値」を入れることができました。

初の食×オンラインイベント、海外出身かつ現役の早大生から料理をレクチャー

不安とドキドキで一杯だった初イベント主催(ICC photo)

従来のトークセッションに加えて、独自のワークショップを導入したより深い交流の促進

ワークショップでかなり交流した参加者の皆さんと!(ICC photo)

試食ありイベントの本格的な復活・最近巻き込めていなかった都道府県の方との協力

都道府県のおいしいを届けました!多くの方々の協力のおかげで成し遂げました。(ICC photo)

オリジナリティを付け足す、工夫をするということは、それだけ粘り強さ覚悟が求められました。当日イベントをどのように進めていくのか、どのようなゲストにご協力いただくのか、どのような形で交流や体験を促していくのか…を白紙からひねり出す経験をしました。自分で自分を苦しめているのかと笑ってしまうくらい、とても簡単なことではありませんでした。

さらに、学生スタッフは大学の職員としての責任と異文化を届ける使命を伴います。そんな環境で働くからこそ、仕事をするうえでの自分の「強みと改善点」を実感できます。私は新しいアイデアを描く力、イベントに関わる色んな対象(参加者・ゲストなど)の目線に立って考える力は強みと理解しつつ、思い切ったことを実行するだけの計画性やタスク管理能力が足りていないと、イベントの準備を通して感じるようになりました。責任感が必要な環境で働くことで、自分がどんな考え方をするのか、具体的にどのような改善が求められるのかを自然と言語化できました。

ここまではまあ大変そうですよね…リアルな部分を書いてしまいましたが、その分自分を何かしら良い方向に変えることができるという点で、ICCは素晴らしい職場だなと思います。そして、何よりそれぞれが足りていないことを補い合える、支え合える仲間の存在!これが自分にとっては最高でした。

ゲストの皆さんや補助に入るスタッフとの絆も深まります!(ICC photo)

感謝:最高の仲間とICCの環境

学生スタッフとして働いて、素敵な仲間に恵まれました。今までの自分にはなかった視点、アイデア、スキルセットをもっている優秀な仲間に出会い、「キャンパスに異文化交流機会を提供し続ける」という目標に向けて突き進むことができました。間違いなく1人ではできなかったことです。そして、シンプルですが、仕事が楽しくて没頭できました。もしずっと早大生でいれるならICCで働いてもいいとすら思っています。それくらい毎回の仕事に情熱を傾けることができました。そのような環境を与えてくださった、私を受け入れていただいた皆様のおかげです。

計画性も集中力も欠けているにもかかわらず、それでも自分の挑戦:「こんなICCにしたい、こんなイベントにしたい」という熱い想いを受けとめ、日々の業務の中で真摯に向き合っていただいた職員の皆様、そしてそれをずっとそばで支えてくれたSSLの皆には、感謝しかありません。間違いなく自分自身の人間力、オフィススキル、考え抜く力、諦めない気持ち、気配りなどなど…が向上しました。

ICCは「挑戦」と「情熱」に本当に前向きです。自分の強みをもっと伸ばしたい、こんな弱みを克服したいと思っている人も、それが実現できる環境が揃っています。そんな学生が集まる機会は中々ありませんし、是非活かしてみてはどうでしょうか?

もう外から見守ることしかできませんが…
ICCと早稲田大学のさらなる進化を心の底から祈っています!

このサイトが、未来の学生スタッフリーダーにも届きますように。

※学生スタッフに本気でなりたい人!応募はこちらからです!

ICCの仲間と笑顔!素敵な職場でした!(ICC photo)

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