教育学部国語国文学科2年 K.T.
第二外国語として選択した中国語が予想以上に楽しく、「もっと中国語について学びたい」「中国の文化に触れてみたい」と思ったのがきっかけで本プログラムに応募しました。
パートナーの彼女はとても日本語が堪能で、コミュニケーションに困ったことは一度もありません。普段は週に1回Zoomを使って、私が書いた中国語の作文を添削してもらったり、逆に日本語の単語の使い方を教えたりしています。今までは日本語をそのまま中国語にしてしまうことが多かったのですが、彼女にネイティブ的な思考を教えてもらううちに段々と改善されてきました。また、作文を書く力も身につき、最初に比べて複雑な文章を長く書けるようになりました。
- 当初の作文(image by author)
- 現在(image by author)
お互いの言語について勉強が終わったら、それぞれの文化について話しています。話題は流行語や季節の行事、ジェンダー、社会問題までさまざまです。日本で生活していると、残念ながら中国に対してはあまりいいニュースを見聞きすることがありません。私も今まではメディアが取り上げる中国の姿しか知らず、自分も気づかないうちに中国への偏見が育ってしまったように思います。このプログラムを通して中国のリアルを教えてもらい、私の中国へのイメージはどんどん更新されていきました。(もちろん良いほうに!) さらに外国から見た日本・日本語も非常に興味深く、視野が広がりました。中国語以外でもたくさんの学びを与えてくれた彼女には本当に感謝しています。
本プログラムへの参加を検討されている方には、ぜひ勇気を出して応募してほしいです。私は海外に一度も行ったことがなく、英語も嫌いで、日本文学を専攻している学生ですが、そんな私でも半年間楽しんで続けることができました。このプログラムで少しでも多くの方が新たな興味関心を得られるように願っています!