Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

その他

異文化交流が教えてくれたこと 日英オンライン・エクスチェンジ・プログラム(2020年秋)参加者レポート

法学部
大槻栞佳

英語力の向上や他国の学生と交流をしたいという想いから、「日英オンライン・エクスチェンジプログラム」に参加させて頂きました。

以前から異文化交流には興味がありましたが、学業で中々まとまった時間を確保することができませんでした。日頃から参加していたICCがこのようなプログラムを実施していることを知り、家から自分の時間に合わせて気軽に参加することができる点に惹かれ、参加を決意しました。

私のパートナーとしてマッチングされたのは、シンガポールの大学生のChloeさんです。Chloeさんは大学で経済学を専攻している傍ら、日本語の勉強もされています。基本的に会話は2週間に1回、2時間程度続けていました。Zoomを通して互いの国の観光スポットやドラマ、日常の話や将来のことなど幅広いジャンルについて話しました。途中からChloeさんと同じ大学で、共に日本語を学ばれているCharmaineさんもZoomに参加することになり、3人で充実した時間を過ごすことができました。私の拙い英語を理解しようと、2人はいつも耳を傾けてくれました。温かい2人との会話を通して、自分の考えを英語で分かりやすく伝える力を身につけることができました。

「日英オンライン・エクスチェンジプログラム」を通して、私達は特に互いの国の常識や慣習、価値観について話し合うことが多かったです。ChloeさんもCharmaineさんも自国のニュースのみならず海外のニュースにも常に目を向けており、日本で起こったことについて積極的に質問をしてくれたり熱く語り合ったりしました。議論を通して、相対化する視点を養うことができたおかげで、目の前で起こっていることについて課題を顕在化させ、現状を分析する力を養うことができました。このように日本人だからこそ気付かない点について、常に新しい考えを吹き込んでくれる存在ができたことは、学生生活において貴重な経験になりました。

プログラムでは語学力のみならず、社会人として必要であるスキルも少しばかり身につけることができました。私自身、このような異文化交流をするにはサークルに入ったり、様々な手続きを踏んだりする必要があると考えていたので、学業などのことを考慮すると、少しハードルの高いことだと認識していました。ですが本プログラムは、ICCの方々の手厚いサポートのおかげで、気軽に参加することができます。これも、海外協定校と強く連携しており、留学生を多く受け入れている早稲田大学だからこそ、できることだと思います。身構えず、ぜひ思い切って参加してみてください!私も、ChloeさんとCharmaineさんと引き続きZoomを続けて、コロナが収束した頃に是非会いに行きたいです。

 

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