「初音ミク」
この名前はいまや世界中で知られるようになりました。
そんな初音ミクの正体は、実体のない音声合成ソフトウェアです。
初音ミクは実在する人物ではないにも拘わらず、ソフトウェアのユーザーが楽曲創作を目的に利用するバーチャルシンガーとして、日本国内に留まらず世界各国で絶大な知名度を誇り、ネット/現実の区分や言語及び文化の違いを越えて愛されています。
今回は、初音ミクを生み出したクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の創設者である伊藤博之氏に早稲田大学へお越しいただき、初音ミクの誕生にまつわる舞台裏のエピソードや、創作の連鎖を通じ地元から日本そして世界に繋げていく価値についてビジネス戦略を交えつつご講演いただきます。
世界に計り知れないムーヴメントを起こし、日本に多大な経済効果を与えたテクノロジーの寵児「初音ミク」を切り口として、今後の情報化社会におけるビジネスの在り方や世界との関わり方を考察する貴重な機会となることに相違ありません。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
日時
2019年10月29日(火)18:30~20:00(開場18:15)
会場
早稲田大学早稲田キャンパス 14号館201教室
対象
早大生・教職員・一般
言語
日本語(質疑応答は日英)
参加費用
無料
事前登録
不要
ゲストプロフィール
伊藤 博之氏
北海道大学に勤務の後、1995年7月札幌市内にてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社を設立。世界各国に100数社の提携先を持ち、3000万件以上のサウンドコンテンツは世界でも最大級。DTMソフトウエア、音楽配信アグリゲーター、3DCG技術など、音を発想源としたサービス構築・技術開発を日々進めている。「初音ミク」の開発会社としても知られている。北海学園大学経済学部卒。No Maps実行委員長、北海道情報大学客員教授も兼任。2013年に藍綬褒章を受章。
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