LGBTに関して、大学業務の中ではじめて意識したのは、今から5,6年前のことです。
他の学部事務所の職員から、心と体の性の不一致に悩む学生がいて、
どう対応して良いか困っているという話をされました。
その時は直接対応を迫られたわけではなかったのですが、その学生の悩みや戸惑いは
大学生活のどんな場面で発生するのかを想像しても、具体的に想像できない自分がいました。
そして昨年あたりから、社会においても、そして大学でも、LGBTについて知ろう、
考えよう、理解しようという動きが急激に高まってきています。
着実に知識が得られるチャンスが増えてきていますので、私はできるだけそのような
機会を利用して理解を深め、自分に不足していたものを穴埋めをしようと思っています。
そして自分のように知らなかった人に対して、ちょっとだけかもしれませんが、
知っている者の立場で、理解してもらうことを手伝えていけたらと思っています。
藤本さつき
男女共同参画推進室担当課長