- 日 時: 2015年7月18日(土) 10:40~12:10(開場 10:30)
- 会 場: 11号館 505教室
- 対 象: 早大生・教職員・一般
- 事前登録: 不要
- 参加費: 無料
- 言 語: 日本語(英語逐次通訳付)
- ポスター
長崎市副市長(左)と講話者の山脇氏(右)
1945年(昭和20年)8月9日午前11時2分、長崎に投下された一発の原子爆弾により、街は壊滅的な被害を受け、多くの尊い人命が奪われました。
第二次世界大戦が終結してから70年が過ぎ去り、当時の記憶が風化しているといわれる昨今。被爆者の方々の中には「もう二度と被爆者をつくりたくない」「地球上から核兵器をなくしたい」という強い願いから、自らの被爆体験を若い世代に語り継ぐ「語り部」という活動をしている方々がいらっしゃいます。しかしながら、広島や長崎の被爆者の方も高齢化が進み、年々生の声を聞く機会が少なくなってきています。
核兵器の根絶と恒久平和の実現に寄与すべく、このたびICCでは、グローバルエデュケーションセンターおよび平和学研究所との共催により、全学副専攻平和学関連科目「21世紀世界における戦争と平和」を受講生以外にも開放し、長崎県からお招きした被爆体験者の貴重な生の声をお届けできる運びとなりました。
今回お話しいただく山脇氏は、11歳頃に爆心地近くで被爆されました。
その後兄弟3人で爆死した父親を見つけるのですが、火葬する材料が足りず。。。現代の日本に生きる“若い世代”の私たちにとって、このような状況をリアルに想像することはなかなか難しいのではないでしょうか。
今日本では、集団的自衛権の議論を機に、「平和国家」としての安全保障のあり方についてさまざまな意見が交わされています。今回の講話を通じて、私たちが生きていく上で大切なものは何か、今一度考えてみましょう。
※7月15日~25日まで、27号館のワセダギャラリー地下1階にて、広島・長崎の原爆写真展を開催いたします。
写真を通して、当時の様子を感じていただければと考えております。
講話者:山脇佳朗 (やまわき・よしろう)
1933年(昭和8年)生まれ、81歳。11歳の頃に爆心地から2.2kmの地点で被爆する。
原爆の残虐さ、悲惨さを「過ぎたこと」と考えないでほしいという思いのもと、日本語および英語で被爆体験講話を続ける。2010年、外務省より「非核特使」に委嘱。
写真展
日 時: 2015年7月15日(水)~7月25日(土)10:00~18:00
※日曜・祝日は休館
会 場:27号館地下1階ワセダギャラリー (27号館はこちらの地図でご確認ください)
対 象:早大生・教職員・一般
入場費用:無料 ※ご自由に観覧いただけます。
共 催:早稲田大学国際コミュニティセンター(ICC)
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター
早稲田大学平和学研究所
協 力:長崎県文化観光国際部国際課
お問合せ
TEL: 03-5286-3990 E-mail: [email protected]