近年、LGBTの権利についての報道や企業や家庭における男女平等などジェンダーについて考える機会が増えてきました。世界経済フォーラム(WEF)が発表した『グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2016年度版』によると日本は世界111位(2015年は101位)と未だに男女格差が大きいことが分かります。
今回のICCトークセッションでは、大胆にも宝塚歌劇を題材にジェンダーを考えてみたいと思います。ゲストスピーカーとして元タカラジェンヌでハープ奏者でもある歌手の奈加靖子さんをお招きし、宝塚歌劇の「男役」「女役」を例に、「男性らしさ」「女性らしさ」がどのように表現されてきたかについてお話しいただきます。
宝塚歌劇団は、今年で創立104周年。女性だけで構成されるその特徴から、世界も注目する劇団です。各年代ごとの演目に当時の日本社会におけるジェンダーの見方が反映されている点は注目に値します。
留学生の皆さんも日本文化の一部であるユニークなエンターテインメントに触れる絶好の機会です。すでに宝塚を知っているという方もジェンダーの角度から宝塚を見直してみませんか?
舞台裏のお話やハープ演奏と歌のパフォーマンスも楽しめます!
みなさん是非お越しください!
◆ゲスト・プロフィール:奈加靖子氏◆
福岡出身、元宝塚歌劇団花組娘役。退団後は舞台女優・ダンサーとして活躍。
1994年より歌手としてライブ活動を行い、1998年、子供の頃から慣れ親しんでいたアイルランド音楽を本格的に始め、アイルランドへ留学、アイリッシュハープ、アイリッシュダンスを学ぶ。2007年のメジャーデビュー後、大使館での演奏などに多数出演する傍ら、アイルランドの魅力を伝えるコンサートを自ら企画及び出演。2015年から今年3月まで伊勢神宮・奉納舞台にて、日本とアイルランドの国歌を独唱。日本ケルト協会会員。
日 時
2017年6月16日(金)16:30~18:00(開場16:10)
会 場
大隈ガーデンハウス(25号館)1階
対 象
早大生・教職員・一般
言 語
日本語
参加費用
無料
事前登録
不要(先着順60席、立ち見可)
宝塚歌劇
URL: https://kageki.hankyu.co.jp/
お問い合わせ
ICC TEL: 03-5286-3990 E-mail:[email protected]