Peti(ICC学生スタッフリーダー)
こんにちは!初めまして。
ピティッと呼んでくれると嬉しいです。不思議な名前だと思いましたか?それは恐らく、私は日本に留学に来たミャンマー人だからです。ミャンマーでも結構珍しい名前です。人生で私と同じ名前の人にあったことがありません。どういう意味の名前かと言うと「幸せで純粋な子」と言う意味です。私もこの名前が大好きです。「私」だと感じられる名前です。
自己紹介は少し長かったと思います。それでは、本題に入りましょう。私の留学旅を話したいと思います。今、私は大学2年生です。日本に住んでいるのは2022年の5月からで、今年でもう2年以上になりました。コロナの時、日本に留学するために日本語を頑張って勉強しました。国境が開かれたらすぐ行けるように準備しました。そのおかげで、日本の国境が開かれた途端、来日できました。

日本へ出発、チャンギ空港(photo by author)
来日
日本に初めて来た時はワクワクがいっぱいでした。家族と離れたことをあまり悲しんでいなかった気がします。やはり、ミャンマーで生活するのが息苦しくて早く遠くへ行きたいという気持ちが強かったと思います。一緒に来日した他のミャンマー人たちが私より不安や悲しみで溢れていました。それを今でも不思議に思っています。今は、homesick になることが多くて、日本に来る前は家族ともっと一緒に時間を過ごした方が良かったと少し後悔しています。
一年目

日本語学校で(photo by author)
来日して、京都民際日本語学校に通いました。ミャンマーでも日本語を勉強しましたが、日本で日本語を学ぶのはまた違います。先生たちは優しく教えてくださいましたし、言語だけではなく文化や歴史まで学ぶことができました。また、色々なバックグラウンドからの留学生たちとも仲良くなりました。バイトは伏見稲荷大社にあるVermillion Caféという素敵なカフェでしました。初めてのバイトなので緊張して不安でいっぱいでした。しかも、店長が厳しかったです。それでも、色々貴重なことを学んで、いい経験になったと思います。京都は遊びに行ける場所が多いので、休みの日はいつもお出かけをしていました。それで、その1年間はあっという間に過ぎてしまいました。

日本語学校の卒業式と早稲田大学の入学式 (photos by author)
二年目
日本で大学は絶対行くと来日する前から決めていたので、いい大学に入学するように日本学校で頑張りました。自分で色々な大学を調べて入学のために準備しました。最初は京都で何かの大学に受かったらいいと思っていたが、日本語学校の担任の先生が早稲田大学を紹介してくれました。私なら早稲田大学に入学できると言ってくれました。それで、先生にはいつも感謝しています。早稲田は多様性が溢れている大学なので、私たちのような留学生たちにとってとてもいい学校でした。
早稲田大学は合格率がかなり低くて、入学できないかもとすごく不安でしたけど、国際教養学部に受かりました。とても嬉しかったです。それで、京都から東京へ引っ越して新しい生活を始めることになりました。しかし、早稲田は日本語学校とは違いました。同じ日本でも別の世界に入ったように感じました。大学は大きく、人も多く、圧倒的でした。日本に来てから初めて怖かった気がします。怖かったけど、自分なりに乗り越えることができたと思います。たくさんの日本人学生や留学生たちと出会い、仲良くなりました。学部の勉強も面白くて、楽しく授業を受けています。また、課外活動のためICCのスタッフとして活躍しています。2年目の日本生活は1年目より忙しく、早く終わりました。
今

ICC Student Staff Leaderになった私(ICC photo)
今は2024年の夏休み。今も元気に日本で生活しています。時々、家族に会いたくて、母国に帰りたくて仕方がありません。その時は、「自分が自分で選んだ道だから後悔しないように思い切ってやりたいことやるべきことをやる」といつも自分をリマインドしています。来日したばかりの私と今の私は価値観や考えなどが違い、成長も明らかです。また、来年の私や再来年の私も違うでしょう。その時は再びまた違う話しをするかもしれません。お楽しみにしてください。