Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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アウトリーチプログラムで得られたかけがえのない経験 ICC アウトリーチプログラム参加者レポート

創造理工学部建築学科
平田 唯依子

私は今年の2月に開催されたアウトリーチプログラムに参加しました。アウトリーチプログラムとは、日本人学生と留学生がペアになり、留学生の出身国について小中高生を対象に授業を行うプログラムです。留学生の出身国の文化について学びたい思いと、多文化共生に少しでも貢献したいと思う気持ちから本プログラムに応募しました。

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今回ペアになった相手はワンさんという中国雲南省出身の留学生です。私たちは早稲田実業初等部を訪問し、小学3・4年生の児童たちに中国の雲南省についての授業を行いました。授業内容を雲南省に絞ったのは、中国全体についての授業であると過去のアウトリーチプログラムの授業内容と重複してしまうと思ったからです。授業の準備の過程は新たな学びや発見の連続で、非常に有意義で楽しかったです。特に、私は中国についてあまり詳しくなく、雲南省については名前しか知らないぐらいであったので初めて知る事ばかり。とても新鮮でした。また、同じ早稲田生だと言えど、国籍・生い立ち・年齢・専攻など、何もかもが違う人と知り合えることもとても良い経験でした。これらがアウトリーチプログラムの醍醐味と言っても過言ではないと思います。

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ですが、授業当日は非常に緊張しました。中学生の時に小学校でボランティアをしたことはあったのですが、実際に教壇に立ち、大勢の児童の前で授業をするのは生まれて初めての事でした。教室に向かう途中で、もし児童がつまらなそうだったらどうしよう?誰も発言してくれなかったらどうしよう?などの不安に押しつぶされそうでした。しかし、児童たちは意外なほど積極的に授業に参加してくれました。クイズを出題するたびに非常に勢いよく手を上げて発言しようとしてくれたり、景品をあげたらとても喜んでくれたりしました。児童たちの反応が想像以上に大きくとても嬉しく思い、頑張って良かったと心から思いました。

このプログラムは想像以上に充実感があり、たくさんのかけがえのない経験ができました。参加して良かったと今心から思っています。機会があれば皆さんもぜひ参加してみてください。

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ICCでは年に複数回のアウトリーチプログラムとスクールビジットを行っています。小・中・高校で異文化理解の授業を作ってやってみたい方はぜひ応募してください!案内を見逃さないためにはICC Newsへの登録が一番です!

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