Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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SSLになるか迷っているあなたへ ICC学生スタッフ卒業レポート

わかば
教育学部
ICC 学生スタッフリーダー
2021年11月-2024年1月在籍

こんにちは!学生スタッフのわかばです。見つけていただきありがとうございます。 2021年11月~2024年1月まで学生生活の約半分をICCのとしてお世話になりました。ついこの間までは卒業する先輩たちを送り出す身だったのに、次は自分の番だとは驚きです。 

SSLになったきっかけ 

ICCとの出会いは大学2年生の秋。サークルの次なる活動を探していた時、ICCで学生スタッフを募集している旨のメールが届いたことがきっかけです。この文章を読んでいる皆さんと同じく、まずは過去の学生スタッフの卒業レポートを読みました。そこには華やかなゲストを迎えたイベント企画談にジャケットを着て司会をする姿。ああ、そんな大それた事は私には無理だろうと最初は応募を躊躇しました。しかし、残りの大学最後の思い出を作りたい!という衝動と卒業レポートに書かれた先輩方の想いに背中を押され、思い切って応募を決めました。 

卒業を目前とした今、あの時応募していて本当によかったと思います!ICCの学生スタッフで学んだこと、経験したことをありのままにお伝え出来ればと思います。SSLに応募するか迷っている方にこのレポートが少しばかり参考になりましたら幸いです。

SSLの裏話:地道な仕事の積み重ね  

華やかだと思っていたSSLのお仕事。でも、ラウンジにいるSSLは常にPCをカタカタしています。SSLになる前は何をしているのだろうとずっと疑問に思ってました。 

SSLになって、そのカタカタの正体はイベントの企画・準備だと知りました。これはSSLの業務の一端ではありますが、ICCの運営の上で最も重要かつSSLにとって思い出深い仕事だと思います。 これが意外と大変なんですよ(笑)

イベントをつくるには幾つかのフェーズがあり、企画の打診から始まります。そもそもどんなイベントにしたいの?イベントの需要は?実現性は?リスクは?その対策は?コストは?と様々な要素を多角的に検討し、企画をブラッシュアップします。勿論、ひとりの力だけでは限りがあるため、同期や職員、外部の方々の意見を参考にしながら、さらにイベント内容を深めます。残念ながら、この段階で頓挫してしまった企画もありますが、企画の最善を目指して重ねた打ち合わせの経験は今後の糧になると信じています!

(ICC photo)

企画実施の目途が立つと、協力先を探しながら、会場・資源・人員を確保します。参加者を集める広報活動を経てイベント当日を迎え、お世話になった方々への御礼など、事後対応までが大まかな1サイクルです。他にもメール対応といった細かな日常業務がありますが、そういった一見地味だけど重要なタスクを積み重ね、約半年かけて1つのイベントの遂行を目指します。そしてようやく迎えたイベント当日。企画者の半年間の集大成が日の目を浴びるのはこの日だけなんです。なんだか儚いですよね。でもイベントを無事終えた日の達成感は今でも忘れられません。この感覚は企画者にしかわからない、非常に貴重な体験でした。

結局、SSLってどんなことをしているの 

大きな組織の場合はその人の経験値や向き不向きに合わせて業務分担をすることが多いですが、SSLは違います。新米でも活躍する機会がたくさんあるので、とにかく経験!なんでも経験!普通の大学生活では味わえないような、珍しく、お金に代えがたい経験を積む機会がたくさん広がっているのもSSLの魅力です。例えば、300人越えの交換留学生に向けた英語でのプレゼンテーションも経験です。練習を重ねながら心にスティーブジョブズを宿したつもりでしたが、本番は口から心臓が出そうなほど緊張しました(笑) 

(ICC photo)

経験を積んだSSLは複数の企画を同時進行しつつ、他の人が担当している企画の補助にも入ります。他にも、業務改善、日・英での来訪者対応、SNSの運用などなど。 

よく、「ICCではどんなことをしているの?」と聞かれますが、広い業務内容をどう説明するか言葉に悩みます(笑) 結局のところ、ICCのお仕事はジェネラリストでもあり、学生スタッフリーダーという特殊なスペシャリストでもあり。似たような仕事をしていても、SSLそれぞれストーリー性があり、みんな違う事に取り組んでいる点も働いていて面白いと感じます。こんなにも多様性を感じる環境はなかなか無いと思います!そんなICCの個性あふれるストーリーが気になったら、ぜひ、他の卒業レポートも覗いてみてください! 

さいごに SSLの醍醐味は出会い 

ICCでは多様性に富んだ出会いがありました。これこそ、ICCで働く最大のやりがりであり、醍醐味だと感じています。 大学生といえば、授業にバイト、サークル、インターンなど、色々なコミュニティに属する機会があると思います。 ICCはそんなコミュニティをぎゅっと凝縮した場所です。たった2年間の在籍だけでも、仕事の責任を共有する同期でもあり、大学の友達であり、でも卒業しても繋がる「大学の友達」以上の存在の大切な仲間ができました。

SSLとして入ったばかりの頃は覚えることが多くて天手古舞でしたが、そんな怒涛な日々を助け合いながら過ごすからこそ絆が深まりました。そんな仲間と共にイベントを通して学内では多様なバックグラウンドを持つ学生と、学外では学生という垣根を越え、大学の教授から企業、大使館の方々まで幅広い層とイベントを通して出会うこともできました。最初から最後まで、かけがえのない人との出会いにあふれていたと思います。 

長くなりましたが、人に恵まれたICCで本当にたくさんのことを学ぶ事ができました。こうして素敵な思い出につつまれてICCの活動に終止符を打てるのも、この2年間を支えてくださった先輩、後輩、職員の方々、イベント関係者の皆さまのおかげです。この場を借りて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 

 私も私なりに楽しいSSL生活を終えることができました! 

次はあなたの番かもしれませんね。

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