政治学研究科 鄒 軼霏
教科書っぽくない日本語の日常用語を勉強したい、大学院入学した後、新たな友達を作りたい、入国できなくても日本との繋がりを作りたい、このような思いを抱えながら秋学期の初めに早稲田大学ICCのランゲージ&カルチャーエクスチェンジプログラムに登録しました。このプログラムに登録して、マッチングされて本当によかったといつも嬉しく思っています。
ユンシュンさんとMizukiさん、三人で中国語と日本語を勉強し、思い出すと自然と笑むほど、とても有意義な時間を過ごしました。
私たちは三人のスケジュールを調整し、週に一回あるいは二週に一回ぐらいの頻度で、Line通話やZoomにて1時間半弱話していました。特に、Line通話をより頻繁に使い、ゲームをしたりチャットしたりしながら、分かりにくい単語や話し合っているもののイラストや図を三人のグループチャットにシェアすることも常でした。
しかし、新型コロナウイルス対策としての新規外国人入国拒否が続き、私が渡日できなかったので、やむを得ずオンラインにてユンシュンさんとMizukiさんと繋がることになり、ちょっと迷惑をかけてしまったと思っています。但し、お二人から温かい言葉をたくさんもらい、支えてくれていると感じ、その安心感は言葉でも伝えられないほどです。
興味のあることを友達と話すことは、楽しさがまるで倍増した感じになり実に気持ち良いことです。美食はしょっちゅう話し合っている話題です。たぶん、参加登録する時、「好きなこと」という欄に「食べ物」を選んだことから、ICCがグループ分けをしてくださった結果だと感じており、ありがたいと思っています。
最近食べてハマっている美味しいもの、オススメのお菓子やスイーツなどについて、みんなでよく話していました。ある日のチャットでは、Mizukiさんが「むらいち」というケーキ屋、ユンシュンさんは台湾の美味しいお菓子を教えてくれました。私は中国の辛いこんにゃくお菓子をシェアしたところ、ご飯を食べた直後だったにも関わらずお腹が空いたと言われ、かなり楽しい1時間を過ごしことも印象に残っています。

(image by author)
また、一歩踏み出さないと、どんな素敵な「縁」に出会うか全く想像がつかないこともあります。
サプライズだなあと思っているのは、私たち三人ともK -POP、韓国アイドルグループ好きだったことです。ユンシュンさんはMONSTA Xのファンで、MizukiさんはSEVENTEENやBTSのファンで、私はSEVENTEENのファンです。一回目の話題は自分の好きなアイドルをめぐり、一番オススメの曲をシェアすることでした。それに合わせて、「ファン=粉絲/飯」、「推し/寄り」など日本語と中国語のアイドル用語をみんなで勉強しました。その後、アイドルに関する面白いバラエティ番組やニュースをシェアすることで盛り上がることもしばしばありました。
物理的に離れている状態であるとはいえ、日々の生活について話し合うことで時空を越える絆を感じました。今年は日本に行けるチャンスをもらえれば、ぜひユンシュンさんとMizukiさんに会いたいと思います!!
一期一会の心で、人との繋がりを大切にするのは肝心であると私はいつもそう考えます。後悔しないように、みなさんもやりたいことをどんどんやってみたらどうでしょうか!
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これは、2021年秋学期に参加された方の感想レポートです。LCEは通常各学期行われるプログラムなので、興味ある方は次回お申し込みください!