じんじん (SSL:学生スタッフリーダー)
みなさん、こんにちは!
2021年12月10日(金)にICCオンライン海外大学交流イベント「オンライン・イングリッシュカフェ with 永遠に平和な国ブルネイの学生」を開催しました。 イベントにお越しいただきました皆様、ありがとうございました。
本イベントは、公益社団法人日本ブルネイ友好協会様のご協力のもと、ブルネイ・ダルサラーム大学とブルネイ工科大学の学生とオンラインで交流する機会となるもので、今回が2年目となりました。ここで、私が企画にあたって、込めた想いや企画の裏側など、イベントにおける収穫についてお伝えできればと思います。
企画背景
私は、昨年度も同企画に補助スタッフとして参加しておりました。その際、国名しか知識がなかった同国についての概要や現地のリアルな学生生活についてのお話を聞くことができました。海外といえば1ヵ国しか渡航経験がない私にとって、ブルネイと日本の違いを生活様式含めて学ぶことができたことは非常に有意義な経験となりました。また、情報を得るだけでなく、ブルネイの学生との交流タイムにおいて、参加者が心から会話を楽しむ様子を見ることができました。その中で、ブルネイ学生のコミュニケーションの上手さに感銘を受け、プライベートや仕事面においても参考にしたいと感じました。そのような中、再び協会様よりお誘いをいただき、昨年度の経験もありましたので、居ても立っても居られず、前回の私のように、未知の国のリアルな情報と、ブルネイ学生との明るく楽しい会話を少しでも多くの方に経験してほしいという想いもあり、本年度の本学側は私が主担当を務めることを二つ返事で引き受けました。
イベント準備
昨年度うまくいった点を踏まえつつ、逆に特に時間配分の面での反省事項を生かしながら、本年度はより多くの参加者に楽しんでいただきたいという思いを胸に、準備を進めました。本イベントは、昨年度実施したイベント内容をある程度踏襲する形式のイベントでしたので、去年の資料などを参考にできる部分がたくさんあり、その点では、多少安心感を持ちながら対応できました。(後にそれが油断を招く。。。)イベントのタイムスケジュールに関しては去年の反省点を踏まえて、時間配分について協会様ともメールで念入りにやりとりを繰り返しながら調整し、組み立て自体はとても良いものになったと私自身感じながら、当日を迎えることができました。
イベント当日
いよいよイベント当日、冒頭の早大生による日本についてのプレゼン発表の前に、協会様の挨拶動画をすぐに流す予定でしたが、流れないというトラブルが発生しました。その場は幸い、協会様の機転で冷や汗をかきながらですが、進めることができました。
その後は、日本とブルネイについてそれぞれの現地の学生がプレゼンを行い、プレゼンの後に2回に分けて交流タイムを実施しました。去年と同じようにブルネイの学生たちのプレゼンのクオリティが素晴らしく、特にブルネイの学生たちは楽しそうに交流しながら、上手く場を回す姿が輝いて見えました。スライド上では現地の大学生活や食べ物の紹介等が情報量たっぷりで、個人的には特に楽しめました。イベント終了後の参加者の反応は、去年の経験と同じように交流タイムでブルネイの学生が明るく盛り上げてくれたようで楽しかったというものが多く見受けられました。この点は企画者の私としては、特に嬉しく感じたポイントの一つとなりました。
イベントを振り返って
当日起こったトラブルは、慢心による準備不足によって起きたものでした。少しの不確定要素も、会場にいる人全員を不安にさせてしまう恐れがあるということを強く心にとどめておかなければならない、というのが個人的な反省点です。一方で、当初からイベント準備に携わる中でのモチベーションの一つであった、自宅にいながらブルネイの臨場感のある情報に触れたり、明るく聡明なブルネイ学生との交流体験をする機会を提供するということは達成できたと思います。特に、コロナ禍で留学や旅行に行きづらい状況下で、PC1つで海を越えて、現地の文化や人と会話できるイベントの開催に携わることができ、非常に有意義な機会を提供できたと感じております。また、参加者アンケートからも良い反応をいただけて非常に嬉しく感じました。
本イベント企画者レポートでは、成果の部分だけではなく、自分自身への戒めと慢心することなく心を込めて仕事をしていくことの大切さを学んだこともあり、正直ベースでのスタッフとしての失敗談にも触れました。コロナ禍は続いていますが、世界のどこにいる学生とも繋がれる可能性を秘めている「オンラインイベント」の魅力を参加者の皆さんが少しでも感じられたのであればと願います。また、読んでくださっている皆様にも少し共感できるような部分があったのならばと感じておりますこれからも引き続き、何か皆様にとって新しい出会い・発見のあるようなイベントを企画開催してまいりますので、今後ともご期待ください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
今後のイベントもぜひ楽しみにしていただければと思います!