みなさんは、「抽象画」と聞くとどんな絵を思い浮かべますか?
「抽象」とは物事や表象の本質や性質に着目して、それらを抽出することですが、何をモチーフにしているのかさっぱり分からなかったり、解釈が難しかったりするかも知れません。
同じ対象でも描く人によって表現が違うのは、表現者それぞれが内に秘めている考えや価値観を映しだしているからでしょう。
さて、今回ICCではみなさんに抽象画というツールで自分を表現する楽しみを見つけ、新たな感覚を楽しめるオンライン・ワークショップを開催します。
講師には、抽象画の絵画展やワークショップを数多く行われているビートリクス・ファイフ先生をお招きします。
テーマは「Air(空気)」。
人によってイメージや連想するものも全く違うことでしょう。
今回はZoomを使用し、リアルタイムで参加者同士がスケッチをしながら楽しんで異文化交流ができます。レクチャーは、主に英語での進行となります。
自分が感じたことを表現し、発想を分かち合うことで相手のことを知る機会にもなるはずです。
普段アートにあまり馴染みのない方も大歓迎!
お家で一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
たくさんのご参加お待ちしています!
日時
2020年7月2日 (木) 18:15~19:45、7月10日(金) 18:15~19:45
(どちらかの日程をお選びください)
会場
ご自宅又はその他インターネット接続が可能な場所
実施方法
Zoomでのミーティング
アカウント情報は参加者にのみメールでお知らせします
対象
早大生・教職員
言語
司会進行は日英。レクチャーは英語
参加費
無料(作品制作に必要な紙・鉛筆はご自身で負担していただきます。ご了承ください。)
事前登録
必要。MyWasedaより応募してください。
応募締切
6月25日(木) 9:00am
定員
各回15名
(申込者多数の場合は抽選を行います。結果は締切日当日にメールでお知らせします)
プログラム
1. 講師によるレクチャー
2. 作品制作タイム(1回目)
3. 意見交換タイム
4. 作品制作タイム(2回目)
5. 意見交換タイム
6. まとめ・交流タイム
※作品制作は鉛筆でのスケッチ
講師プロフィール
ビートリクス・ファイフ氏
本学国際教養学部非常勤講師。ストックホルムで生まれ、ローマとパリで育つ。オスロの大学へ進学後に絵画、演劇を始め、大学卒業後はニューヨークの「ニュー・ドラマティスト」の一員として演出アシスタント(舞台美術・脚本)を務め、その後ブダペストの美術アカデミーで絵画を学ぶ。オーストリアの絵画コンクールで入賞したことをきっかけに渡日。 京都にて書家田中心外主宰の「書インターナショナル」に参加。展覧会や音楽活動、ダンスや映像との複合パフォーマンスを行うなどして9年間を過ごす。
1999年、ベルギーに移る。ダンスパフォーマンスや絵画展覧会の他、ブリュッセルの音楽アカデミーでジャズピアノ、フルートを学ぶ。フランシュコンテ大学言語学修士修了後、ブリュッセルにBLA語学スクールを開校。2010年夏より、再び活動の場を日本に移し東京を中心に活動。
アコースティックデュオ「Bix&Marki」でフランス語のオリジナル曲を演奏。絵画展を開催し、早稲田大学、東京大学、飯田橋のアンスティチュ・フランセにて語学講師としても活躍中。
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