早稲田附属サミット開催
2021年2月7日、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院の生徒有志によって立ち上げられたイベント「早稲田附属サミット」が開催されました。「附属校という立場から考えた早稲田大学がよりよくなるようなアイデア」というテーマのもと、参加者が11チームに分かれ発表しました。イベント参加生徒39名、両高等学院から8名の先生方、両高等学院卒業生の大学生、早稲田大学高大接続推進課、計12名の方が参加しました。
発起人 江嶋 隼司さん(早稲田大学高等学院3年)
「3年間の学院生活の中で、全国に2校ある早稲田大学の附属高校同士の交流の機会が少ないことを残念に思っていました。その思いを学院長に直接相談したところ、高等学院に存在する『プロジェクト制度』を活用して、両校の学院生が気軽に参加できるようなプログラムを作成することを勧められました。オンラインでの集まりが普及して、時間的、空間的制限が少なくなっている中で、このような完全オンラインでのプログラムを立ち上げるに至りました。」
実施概要
- 名称: 早稲田附属サミット(Waseda Affiliated School Summit; WASS)
- 主催: 高等学院・本庄高等学院 学院生有志9名
高等学院:プロジェクト活動として公認
本庄高等学院:プログラムとして公認 - 協力:
早稲田大学高等学院
早稲田大学本庄高等学院
早稲田大学高大接続推進課
高等学院・本庄高等学院出身 大学生 - 参加生徒数:39名(高等学院:17名 本庄高等学院:22名)
- イベント実施期間(ミニイベントを含む):
2020年12月13日(日)〜2021年2月7日(日) ※全体スケジュールはこちらを参照
参加者が取り組んだ企画について
テーマ(運営設定)
- 主軸:「附属校という立場から考えた早稲田大学がよりよくなるようなアイデア」
- 小テーマ(主軸を細かく分けた):
1. Waseda Vision 150のように、早稲田大学に関わる全ての人が利益を得られるようなアイデア
2. 附属校生がより大学と関われるようになるためのアイデア
3. 附属校出身の大学生がより大学生活を充実させられるアイデア
参加者が考えた企画内容
- 縦割り大学準備授業
週1回大学の各学部に即した内容の授業を行う。また、毎回グループ分けをして3学年が1グループに集まるようにする。 - 気軽に課外活動に参加できる環境を作る
①家にいながら課外活動に参加できる研修 ②誰でも参加できる討論会 の2本を提案 - 未来計画
大学生活を1日体験するというイベント。附属生は気になる学部の生活を体験し、進路選択に役立たせる。 - 信頼できるパートナーを作る
両校の同学年でパートナーを作り、高等学院なら高等学院内で、本庄高等学院なら本庄高等学院内で、先輩・後輩の間でパートナーを作る。 - 大学生と附属校生の共同プロジェクト作成
大学生と附属校生が参加できるプロジェクトを作成し、共同の活動を通じてお互いのニーズに応える。 - いろんな人と交流するのって楽しい
夏休みを利用して普段関わることのない人たちと関われる交流会を開き、最終的に他己紹介をする。 - 大学生への学部質問企画
ある職業につながる学部がどれなのか、または学科、講義でのより深い学習内容を実際に大学生に質問する。 - 意欲的に、効果的に卒業論文を進めるために
本庄高等学院の卒業論文に取り組む環境の改善のために、過去の卒業論文代表者の全文を載せたり、先生方、先輩方へのインタビュー記事を載せたりしている卒業論文に関する情報を一括管理したプラットフォームの開発を行う。 - 早稲田の中で新たな出会いがつくれるコミュニティ
InstagramやTwitter、LINEなどのSNSでの欠点を解決すべく、ある“アプリケーション”を使った早稲田の中のコミュニティを紹介。 - いろんな授業を聞きたい!
高校生特別聴講制度をより良くする改善策を提案。公式SNSでも情報発信を行なっています!
Instagram: www.instagram.com/wass_summit
Twitter: www.twitter.com/wass_summit