2025年2月20日、第97回選抜高等学校野球大会に出場が決定した、早稲田大学系属早稲田実業学校高等部硬式野球部の恩藏直人校長、和泉実監督、中村心大主将が、早稲田大学の田中愛治総長を表敬訪問し、昨年秋に活躍した秋季東京都高等学校野球大会の様子や全国大会に向けての意気込みを報告しました。
同校では、2017年以来8年ぶりの春の甲子園出場です。また、昨夏にも甲子園出場しており、2季連続は、斎藤佑樹氏を擁して春夏連続出場を果たした2006年以来、夏春連続は荒木大輔氏を擁して出場した1981年夏1982年春以来の快挙です。
田中総長からは、ご自身の経験に照らしながら「スポーツの世界でも学問の世界でも、相手が弱いと侮っても、強いと臆してもうまくいかない。どんな時も全力でぶつかることが大事だ。昨夏の経験に甘んじることなく、悔いの残らないよう、皆さん全力を出し切って頑張ってください。」と激励の言葉を送りました。
和泉監督からは「総長のお話はまさに今のチームに合っている。昨夏の甲子園経験者が多くいる中で、部員たちには、経験がある分落ち着いてやれるが一方で侮る心が出れば逆に作用してしまう。昨夏出場にあたって、先輩たちが本当に必死になってやっていた姿を忘れるなといった。主将を通じて改めて部員たちに伝え、全力で甲子園に臨みたい。」と抱負が述べられました。

田中総長と中村主将

左から田中総長、中村主将、和泉監督、恩藏校長、松本高大接続担当常任理事

中村主将から田中総長へ報告