2021年3月22日、関西圏唯一の早稲田大学系属校である早稲田摂陵中学校・高等学校(大阪府茨木市)の教員を対象とした、「附属・系属校教員のための教員力向上プログラム」を実施しました。
早稲田大学では、附属校・系属校の生徒を教える立場にある、教員のスキルアップを目的として、2017年から本プログラムを実施しています。
例年は、全国各地の附属・系属各校の教員が、大学のキャンパスに集合し、さまざまな専門分野の早稲田大学教員が講師を務める形式で実施してきましたが、コロナ禍の影響もあり、早稲田摂陵中高の教員むけの今回は初めてのオンライン開催となりました。
当日は、早稲田大学教育・総合科学学術院の本田恵子教授に講師をご担当いただき、午前は講義形式で「アンガーマネージメントの基礎知識」を学び、午後は5つの班に分かれて「生徒対応の事例検討」をテーマに実践的なグループワークを行いました。
早稲田摂陵中・高からは約50名の先生方が参加しました。
【講義での1コマ:体を動かしながら、ストレスマネージメントについて学ぶ様子】
参加者の声 ※アンケートより抜粋
・本田先生の講義は、テンポもよく、現場に寄り添った講義内容で非常に楽しかったです。これからもよろしくお願いいたします。
・生徒と接する場面全てで活用できそうです。
・伝えたい事をどの様にして伝えると相手に理解しやすく、納得していただけるのか。話す内容の順序や言葉の選択を学びたいと思います。
実践的なテーマでの講義とワークにより、先生方にとって実りある研修となりました。
早稲田大学では今後も高大連携しながら、附属・系属校の教員力のさらなる向上、ひいては附属・系属校のさらなる発展を目指してまいります。