本学建学の母と称される小野梓ゆかりの地である高知県宿毛市と連携し、本学留学センターで、頂新奨学金を受給している中国からの留学生を派遣する「頂新夢プランフィールドトリップ」を実施しています。
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また、建築学科古谷誠章研究室では、宿毛市商工観光課の依頼を受け、宿毛市「林邸」の改修・活用計画のプロジェクトを行っています。
「林邸」は、政治家林有造の邸宅として明治22年に建築され、近代日本で初めて3代続けて大臣を輩出、建築学的にも隆盛だった自由民権運動の系譜を物語る建物として宿毛市民に親しまれていますが、築後130年以上が経過し老朽化が著しい状況にあります。
そこで、建物の歴史的価値を尊重した改修を行いながらも、宿毛市の観光拠点、市民の交流拠点として日々活用できるような再生計画の研究・実現を進めています。市内には偉人たちにまつわる史跡・建築も複数あることから、これらを巡ることで単に展示を見るだけではない、体験型の学習観光もできるのではないか、と考えています。
この新しく生まれ変わる「林邸」を偉人の足跡を資料として学ぶだけでなく、彼らの育ってきた風土を追体験できるような、エコミュージアムのコアとして再構築することを目指しています。