2001年7月早稲田大学の教員・研究者・学生による大学の知的財産(特許技術、研究成果、学習成果)を活用したベンチャービジネスを支援育成する目的のもとに、「早稲田大学インキュベーション推進プロジェクト(後のインキュベーション推進室)」を開設して以来、起業家教育にも力を入れてきました。
全学の学生を対象に、研究成果やアイデアを創出するだけでなく、地球規模の視点でビジネスを創造し、地球市民一人ひとりの幸せの実現に貢献できる人材の育成を掲げ、起業を志す学生のみならず、社会で活躍するための資質として必要なマインド、スキルを提供しています。
1998年 | 第1回 早稲田大学ビジネスプランコンテスト開催 |
2001年 | 早稲田大学産学官研究推進センター インキュベーション推進室開設 |
2005年 | 大和証券グループ本社寄付講座「ベンチャー起業家養成基礎講座」設置(オープン教育センター設置科目) |
2014年 | 文部科学省グローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGEプログラム)採択 アントレプレナーシップ養成のための教育プログラム「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」を開始(2016年度末終了) |
2017年 | グローバルエデュケーションセンターに実践型教育プログラムを設置「ビジネス・クリエーションコース(BCC)」を提供開始
文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)採択 プラットフォームを参画機関にも開放し、学内外でアントレプレナーシップ人材育成を促進(2021年度末終了) |
2020年 | 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型に採択
ギャップファンドプログラム, 早稲田PoCファンドプログラムを開始 |
2020年 | 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型(拠点都市環境整備型)に採択『Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs(T-UNITE)』(主幹機関:早稲田大学)起業家育成プログラムの指導・支援人材の育成を展開 |
2021年 | 科学技術振興機構 研究成果展開事業 スタートアップ・エコシステム形成支援事業に採択 Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE)(主幹機関:早稲田大学,東京大学,東京工業大学) |
2022年 | 一般社団法人三菱みらい育成財団助成事業カテゴリー3「先端・異能発掘・育成プログラム」に早稲田大学の「W-EDGEユース・イノベーター(WEYI)育成プログラム」採択
高校生〜大学1,2年生に先端的なアントレプレナー教育の提供を開始 |
2023年 | 高校生等向けアントレプレナーシッププログラムを充実させるJST(日本科学技術振興機構)事業、EDGE PRIME InitiativeにGTIEとして採択 |
2021年度には、早稲田大学、東京大学そして東京工業大学が主幹機関を務め、東京都等が幹事自治体となり、13の大学・民間のスタートアップ支援機関から構成される共同機関と、50を超える大学や自治体、企業等が協力機関として参画するプラットフォーム『Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE)』が、「科学技術振興機構 研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム<大学エコシステム推進型 スタートアップ・エコシステム形成支援事業に採択され、国際競争力の強化、スタートアップの創出や成長、Greater Tokyoの経済の持続的な発展を実現し、また、エコシステムによるイノベーションを社会に実装し、地域に還元する活動を行うことを目的とした「スタートアップ・エコシステム東京コンソーシアム」に参画しています。この取り組みのなかで、早稲田大学は、EDGEプログラムおよび2017年度に採択されたEDGE-NEXTプログラム(2017~21年度)で展開してきたプログラムを総動員し、グローバルで戦えるアカデミア起業家を生み出すために、実践的な起業家教育を実施。プラットフォーム参画機関に広く開放することで、学内外でアントレプレナーシップ人材育成を促進していきます。
アントレプレナーシップ教育(WASEDA-EDGE人材育成プログラム)の豊富な実績を基盤に、学内外連携先の強みと英知を結集し、高校生〜大学1,2年生に先端的なアントレプレナー教育を提供し、社会・産業構造の変革を起こす意欲を備えた、将来起業あるいは社内での新規事業創出等による多様なイノベーションを担う候補生であるW-EDGEユース・イノベーター(WEYI)を育成します。