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公認プログラムWIN 国際協力コース体験談

2019年度参加者の声

就業機関:特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン
文学部2年(就業当時)渡部歩純さん

私は昔から国際協力の仕事に漠然と憧れを持っていましたが、どのように国際協力に携わることができるのか具体的に分かっているわけではありませんでした。その漠然としたものを具体的にする手段としてインターンシップをやってみようと思いました。そして国際協力と一言で言っても様々な国際協力の形があると思い、視野を広げながら直接的な支援だけではない間接的な支援も含め多様な経験を積みたいと考えWINの国際協力コースに申し込むことにしました。私は、主にパレスチナとレバノンで活動しているパレスチナ子どものキャンペーンに行き、東京の事務所で国内事業の手伝いと、イベントの手伝いを行いました。人道支援の基礎やパ団体の活動については職員の方々からお話を伺う機会がたくさんあり理解を深めることができました。実習をしていく中で得られた気づきをもとに自分の将来についてまた新しい視点から考えることができました。また、行動を起こせばその分気づきを得ることができ、新しいことを学べるということを経験し、行動することの大切さを身をもって感じました。

就業機関:国際協力機構(JICA)北海道センター(帯広)
文化構想学部3年(就業当時)寺田菜々子さん

私はもともと国際協力に関心があったが、仕事として国際協力に携わる意義や求められるスキルとは何か、また将来は日本や途上国などどのような立場から携わっていきたいかを明確にしたいと思い、JICAのインターンシップに応募した。
実習では、国際理解協力の展示業務、地域交流事業、地元のラジオ収録など様々な業務を行ったが、特に印象的だったのは、地場産業に関するワークショップである。多国籍の研修員らと共に、ある特定の地域の活性化について議論したが、文化的価値観や考え方の違いにより、論点の優先度が異なり、合意点を見つける難しさを感じた。また、研修員は自国の強みを元に意見を述べることが多かったが、今後、国際協力に携わっていくためには、彼らのように自国の強みをしっかり自分自身が知識として得る必要があると感じ、日本について、より一層学びを深めていきたいと思った。
実習を通して、日本の特性を生かした国際協力の形やそれらの事業に携わる方々の熱意や思いを学ぶと同時に、自分自身の課題や進路について多くの気づきを得ることができた。

2018年度参加者の声

就業機関:特別非営利活動法人第3世界ショップ基金
社会科学部2年(就業当時)杉本恭助さん

私がインターンシップに参加したきっかけは、国連やJICA等によるマクロな視点からの国際協力だけではなくミクロな視点からもそれを見たいと考えた事です。インターンシップは山口県の楠クリーン村で行われ昼間は外で農作業、夜は自室で翻訳作業や寄稿執筆をこなしました。農作業は早朝の雑草取りから採卵、お風呂を沸かす為の薪割りなどもあります。また英語のレポートを日訳する業務もありました。常に業務に追われていた2週間でしたが、カンボジアから研修に赴いた女性とも交流し、改めて開発協力の重要性を再考する機会となりました。「私は将来自分の知見を活かし国家基盤を確立したい」と再確認出来た事が本プログラムでの1番の収穫だと思います。草の根事業ではなく、JICAや国連の行う事業のようにマクロな視点から大きく且つ重大な影響を与えたいと感じたのです。国際協力と一言で説明しても皆さんが想像するよりも様々なアクターがいます。皆さんがどのアクターから国際協力に携わりたいのかを確認する機会にもなると思いますので、是非挑戦してみて下さい!

就業機関:国連大学協力会
アジア太平洋研究科1年(就業当時)シュ キケイ さん

WINに応募したのは、大学院では授業や論文などから国際組織の広報活動に関しての知識を学んできましたが、現場での実体験を通じ広報活動についての理解をより高めたいと考えていたからです。
もう一つの理由は、将来国際的な組織での仕事に携わりたいので、インターシップを通じて英語力とコミュニケーション能力を磨きたいからです。就業内容は国連大学協力会が発行するニュースレターに掲載する記事の執筆および編集作業と国連大学グローバル・セミナー湘南セッションの運営補助です。第三外国語である日本語で記事を作成するのが最大の難関でした。職員さんに丁寧に教えていただきながら、繰り返し文章の流れや日本語の
表現を修正しました。そのおかげで記事の編集とレイアウトなど広報に必要なスキルも身につけました。
日本語はもちろん、英語で一時間インタビューできるほどの英語力も求められます。今回の実習は、「効果的な広報を行うために何が必要なのか」を考え直す契機になりました。国際組織の広報活動に関心を持つ方は、ぜひ挑戦してみてください。

就業機関:国際連合世界食糧計画WFP協会
社会科学部3年(就業当時)三木 格 さん

僕がWFPでインターンしたいと思ったのは、ずっと国際協力や貧困に強い興味があり、実際に仕事として携わる経験をしたいと思ったからでした。2週間のインターンでは、街頭募金の手伝いや企業訪問、企画など多くの仕事を体験しましたが、一番記憶に残ったのはネットでの寄付を募るキャンペーンの企画をしたことです。採用してもらう企画を作ろう、と思い本気で取り組む僕たちに本気で答えてくれる職員の方々のサポートが本当に嬉しかったし、力になりました。インターンを経験してみて、自分自身まだまだ知らないこと、やったことのないことが多くあること、自分の課題に気づきました。その上で、海外を見て回ったり長期のインターンをしたりなど、より多くのことにチャレンジしたいと思うようになりました。2週間ではありますが、今回のインターンは僕に貴重な気づきと、今後への強い好奇心とモチベーションを与えてくれました。是非自分が興味のある機関や業務に積極的に挑戦してみてください!

2017年度参加者の声

就業機関:ピースウィンズ・ジャパン
政治経済学部2年(就業当時)川上 花 さん

私は中学生の頃フェアトレードについて知ったことをきっかけに国際協力に興味を持ちました。しかし国際協力でもNGO、国連機関、企業などアプローチする立場が違えば仕事内容を変わってくるとだろうと感じ、自分がどの立場から携わりたいのか明確にするために、2年生の夏にWIN国際協力プログラムを利用してフェアトレードと人道支援、保護犬活動を行っているNGOへのインターンシップを希望しました。業務内容はコーヒー豆の選別から広報紙の商品紹介、犬の散歩やふれあいなど多岐にわたっていましたが、中でもグローバルフェスタ出展に関する企画書の作成、展示のアイデア提案、運営側への問い合わせなど、実務と変わらない重要な仕事を任せて頂いたことで、インターン生でありながらも団体の一員として働くことを具体的にイメージすることができました。またそこで働く方々がどのようにしてここにたどり着いたのかを聞く中で、国際協力以外のより幅広い分野に目を向けていこうと考えるきっかけになりました。

就業機関:JICA北海道国際センター(帯広)
政治経済学部2年(就業当時)加藤 功将 さん

私は国内だけでなく、海外に関わる仕事に興味をもっていました。
しかし、国際協力に関する知識も乏しく、自分がどのような形で国際協力の仕事に携わることができるか具体的なイメージがつかめていなかったため、それらをハッキリさせるという目的のためにインターンに参加しました。
JICA帯広のインターンシッププログラムは、展示業務の補助、講義受講、海外研修員の研修事業同行、草の根技術協力事業同行、ラジオ出演など多岐にわたるものでした。帯広という地域に密着しつつ国際協力を考える現場の仕事を体験できたことが良かったです。
寮に泊まりこみで研修員や他のインターン生と協力しながら仕事や生活をしていくことで絆も深まり、多面的に成長できたと思います。
このインターンでは目的を達成するだけでなく、就職や働くということそのものに対しての考え方も大きく変わり、いい刺激になりました。
まだ2年生でインターンは早いと思っている人もぜひ積極的に参加してみてください。

就業機関:第3世界ショップ基金
人間科学部4年(就業当時)関根 悠人 さん

コケコッコー!午前2時に一度叩き起こされる。鶏は「早朝」に鳴くと思っていたが楠クリーン村の鶏たちはそんな生半可なものではなかった。
将来世界を舞台に仕事がしたいと漠然と考えていたため「国際協力」というテーマに惹かれ本プログラムに参加した。しかし私の就業先となった第3世界ショップでの体験は私が想像していた「国際協力」と大きく異なっていた。その内容は山口県楠クリーン村という所で農作業。そしてそこでは自給生活。
第3世界ショップが発明した「コミュニティトレード」というキーワードがある。これは消費者が生産者を守るといった従来の「フェアトレード」の先にある考え方で、その二者が一体となって共に議論・問題解決を行っていくもの。それは何も海外に限った話ではなく日本国内の地域から始めることができる。これは私が過酷な自給生活の中で学んだほんの一部にすぎない。最初は自分のイメージと実際とのギャップに戸惑ったが上記のような新しい考え方が次々と生み出されている現場が体験でき、学びの濃い時間を過ごすことができたと思う。

就業機関:国連大学協力会
政治経済学部3年(就業当時)L・Sさん

私は国際協力に興味を持っていましたが、具体的な仕事内容についてはあまり知りませんでした。そして、国連大学協力会が行う学際的な国際協力にとても興味を持ち、また、応募条件としてビジネスレベルの英語力が挙げられていて、自分の英語力を確かめたいとも思いました。
実際の就業体験は想像以上に大変でした。就業内容は、国連大学協力会が定期的に発行するニュースレターの作成と国連大学が主催する湘南国際セミナーの運営補助でした。特にニュースレターの作成はとても大変で、職員の方々からアドバイスを頂きながら、原稿の執筆やニュースレターのレイアウト等を全てインターン生だけで行いました。
今回のインターンシップは仕事としての国際協力について真剣に考える機会になりました。自分は本当に国際協力の道に進みたいのか、進む為には今何をすべきかなど、自分の進路について本格的に考え始めるきっかけにもなりました。私は外国人留学生ですが、職員の方々は国籍など関係なく親切に接してくださいました。もし外国籍が理由で、インターンシップに応募するのを躊躇しているのであれば、ぜひ安心して挑戦してもらいたいと思います。

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