卒業生訪問とは、企業研究の一環として、企業で働く社会人に直接会って経営方針、社風、業務に関する話を伺うことです。書籍・WEBツールを使った業界・職種・企業研究だけでは知ることが出来ない「リアルな」情報を肌で感じることができる絶好の機会ですので、積極的に訪問しましょう。
① 訪問企業・質問事項を決める
卒業生訪問といってもただやみくもに訪問するだけでは意味がありません。 「何を知りたい」のかを明確にしてから卒業生を探してみましょう。
先輩はこんな事を聞きました!
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② 卒業生を探す
訪問するならこんな人!
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case_1 自分独自のネットワークで探す
まずは、ゼミ、サークル、アルバイト先、中学・高校時代の先輩、親せきが訪問を希望している企業の社員になっていないか探してみましょう。見つかったら早速アポイントをとりましょう。
case_2 卒業生名簿を使う
MyWaseda「企業・求人情報照会」画面から検索(MyWaseda ⇒学生生活 ⇒ キャリアコンパス ⇒ 企業・求人情報照会) 1. 卒業生名簿を探したい企業を「企業・求人情報照会」画面で調べる2. 探している企業が出てきたら「企業データ」のタブを見る |
- 卒業生への連絡については指示があればそのとおりに、無ければご自身でどなたに訪問するか決めて連絡しましょう。名簿の形式は企業が作成しているので企業毎に違います。また、年度が古いものでも、それが現在ある最新となります。(毎年更新しない企業もあります)
- 一部の企業はWEBでの公開を希望していないため、キャリアセンターでのみ閲覧できます。PDFを開くとそのような記載がされています。学生証を持ち開室時にお越しください。キャリアセンター内で書き写す形となります。(スマートフォンでの撮影、データ入力は禁止です。)
- 「卒業生」の欄にPDFファイルが無ければ、企業から名簿を提供いただいていないということです。この場合、キャリアセンターに来ても名簿はありません。近年、個人情報の管理の厳格化や、多様な民間サービスへの切り替えなどにより、以前より名簿をいただけることが少なくなってきています。
企業情報の「卒業生名簿」閲覧において、以下の行為を固く禁じます。 ・スマートフォン等携帯端末での撮影 ◆卒業生名簿、内定者名簿のデータは、重要な個人情報です。先輩や企業の厚意で提供されており早稲田大学「個人情報の保護に関する規則」に基づき、使用目的は就職活動に限定し、目的外利用はできませんので、取り扱いには十分ご注意ください。違反した場合、企業等から不法行為に基づく損害賠償請求がなされる可能性があります。 【ご参考】本学の個人情報保護への取り組みについて |
case_3 企業人事部に問合わせる
case_4 外部サービスを利用する
- ご自身の個人情報管理、セキュリティ等には十分に気を付けて使うようにしてください。
case_5 内定者名簿を使う
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③ アポイントを取る
卒業生名簿、内定者名簿を見てアポイントをとる場合は、その人の勤務先に「電話連絡」するのが一般的です。仕事中なので、電話をかける時間帯には十分配慮し迷惑の無いようにしましょう。
- HP、104 などで企業の代表番号を調べる。
- 企業の代表番号に電話をする。 ※企業の迷惑にならないよう、始業直後、終業直前、昼休みなどの時間帯は避ける。
- 氏名、用件を伝え相手のいる部署に転送を依頼する。 ※氏名を伝えるのは当然のマナー。「早稲田大学のものですが…」ではなく氏名を伝えましょう。
- 再度、氏名、用件を伝え、情報を知った経緯も伝える。 ※先方の都合に合わせて訪問日を調整する。 待ち合わせ場所の確認も忘れずに。
④ 訪問当日
当日は、待ち合わせの10分前には着くようにしましょう。また、卒業生に、お時間を取ってくださったことへの感謝を述べ、考えてきた質問項目を聞いてみましょう。
就活におけるセクハラ、パワハラ、オワハラなど何か困ったことがあったら、キャリアセンターに相談してください。 状況によっては公的機関を紹介することもあります。直接公的機関に連絡をしても大丈夫です。 東京都ろうどう110番 TEL 0570-00-6110(費用無料・秘密厳守 平日9時~20時、土9時~17時) |
⑤ 訪問後のお礼
訪問後、翌日には必ずお礼状を送りましょう。決まった形式・書式はありませんが、メールか手紙で送るのが一般的です。感謝の気持ちを述べ、なるべく早く送ってください。